北原研究所

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Kanako Kitahara's Blog

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不思議なことが。。。

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歴史を研究していると、偶然とは思えない不思議な出会いを経験します。今までも、明治の津軽に来た外国人について調べていた時、探し求めていた大事な情報がその人物の命日に届いたということがありました。(「資料との不思議な出会い」をご覧下さい)

先日も、少し不思議なことがありました。朝早く、玄関のチャイムが鳴って目が覚めたのです。朝5時過ぎだったと思います。誰かが来たのだろうと飛び起きて、でもその瞬間に、「え?こんな時間に?!」と思いました。確かに音は聴こえたのですが、ドアの前には誰もいませんでした。その少し前の時間に、とても大切な友人のご主人が旅立たれたことを、後で知りました。お知らせにきてくださったのかもしれないと、感慨深く感謝の気持で受けとめています。

お世話になった伯母がこの世を去った時にも不思議なことがありました。自宅の二階で眠っていた私は、階段をのぼってくる足音に気づきました。階下にいた家族だろうと思ったのですが、足音はドアの前でピタリと止まり、そして誰もいませんでした。この音は階下の、それぞれ別室にいた家族も全員聞いてました。お互い家族の誰かが階段をのぼったのだろうと思ったのです。が、誰もその時階段をのぼった人はいませんでした。

明け方に、伯母が旅立ったという知らせを受けた時、その足音は伯母だったのだろうと思いました。会いにきてくれたのだろうと思うと、優しかった伯母の思い出とともに、ほんわかとした感謝の気持でいっぱいになりました。

資料を見つけるときも、偶然とは思えない見えない力に助けられることが少なくありません。生きて行く中で、出会うべき人には出会い、そして出会うべき資料にも出会うのだろう、と自然に思えてきます。

まだ8月ですが、津軽はすでに秋の気配が濃厚です。写真は、昨年の10月に撮影した「帽子をかぶった岩木山」です。

雲の帽子をかぶった岩木山

雲の帽子をかぶった岩木山

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