北原研究所

ブログ

Kanako Kitahara's Blog

ブログ

白一色の世界から

  • 津軽
  • 風景
Pocket
LINEで送る

12月に入って、猛吹雪や豪雪がつづく津軽です。津軽に長く住むと、それもまた、風物詩と思えるようになりますし、冬には冬の良さがあります。たとえば、豪雪で狭くなった道路を車がすれ違うとき、お互いに譲り合ったりします。心がほんわかするひと時です。それに、白一色になると、美しい世界も広がります。たとえば、次の写真は、津軽地方の田舎館村付近です。

見渡す限りの白い世界。心が洗われるような気持になります。

どこまでも白く続く道

どこまでも白く続く道

 

風雪がやみ、晴れた日には岩木山も見事な姿を見せてくれます。これまた見事な凛々しさです。

冬の日の岩木山

冬の日の岩木山

ただ、やっぱりちょっと不便なこともあります。次の写真は、青森市内の信号機です。最近信号機がLEDで作られるようになり、発熱しないので、表面に雪がついても溶けなくなりました。その結果、時にはまったく信号の色がわからなくなる、ということも珍しくないのです。困ったものです。

技術が進歩したことは間違いないのですが、しかし、必ずしも便利になることばかりではないということを、あらためて考えさせられるケースの一つ、かもしれません。

見えない信号機

見えない信号機

Pocket
LINEで送る