北原研究所

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Kanako Kitahara's Blog

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素材としての藍(植物)

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藍から抽出したエキス(藍潤エキス)を使って作られた製品である「キアナ」(Qiana)は、サンスターとの共同研究で開発された特殊な方法によって、より肌に優しい成分となっています。そしてこれは、藍染液、あるいは藍の生葉、乾燥葉をそのまま使ったときより、効果的に抗菌性が発揮されるようになっています。(ここが大事なところです!)。

 

藍の生葉

藍の生葉

エキス自体は、藍の乾燥葉から作られており、天然物を素材とします。そして、その藍には、野草を思わせる独特な香りもあります。

キアナは、香料を加えてないので、少し香りが残っていますが、これは藍の香りです。
また、通常の化粧品のような白い色ではなく、化粧品としては珍しい薄い茶色のような色になっていますが、これも、藍から抽出したエキスの色です。

そのエキスの色や藍葉の乾燥については、本HPの「実用化紹介」の中から次の所をご覧下さい。

「新規藍エキスの開発」(ここをクリックしてください)

次の写真は、乾燥葉を選り分ける作業をしているところです。

乾燥葉の選り分け作業

乾燥葉の選り分け作業

弘前大学教育学部北原研で2000年から始まった藍の研究が製品化するまで、多くの学生さんたちが研究に取り組みました。その中の一コマをご紹介しました。

 

 

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