北原研究所

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Kanako Kitahara's Blog

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弘前市立博物館歴史講座のお知らせ

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たいへんご無沙汰しておりました。いろいろな活動記録を書こう書こうと思いつつ、あっというまに年が明け、だけではなく、年度が終わりそうになっております。まことに遅ればせですが、今年もよろしくお願い申し上げます。 さしあたって …

2017年8月7日、青森中央学院大学を会場にして、「日本におけるハリストス正教の聖歌:その歴史と現在」のテーマで公開講座が開催されます。 講師を務めてくださるのは、モスクワ音楽院首席研究員のナタリヤ・クロヴコヴァさんです …

国際理解講座終了しました

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本日、弘前市文化センターにおいて「国際理解講座~先人に学ぶ国際交流」がありました。   今回は、「外国人と津軽の人々の交流について」というご依頼をいただきましたが、第2回目が珍田捨己ということだったので、明治初 …

先月オーストラリア行ったところでブログが止まってしまいましたが、無事に帰ってきました。 学会発表などの諸々はまたこれから書いていこうと思います♪ それで久しぶりのブログ更新は公開講座情報です。 今週の土曜日、弘前市の文化 …

「鬼の顔」に見えるでしょうか?

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  弘前公園の入り口にある追手門は、私的には弘前市内の中でもとても好きな場所の一つです。今日はこの門と明治初期のアメリカ人の観察記について書いて見たいと思います。 1874年頃、弘前の私学東奥義塾教師として、半 …

青い田んぼで笛吹くな

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津軽平野に広がる田園では、田植えが一段落したようです。これは田舎館村の本日の風景です。   整然ときれいに植え付けられた稲は、これからどんどん育っていきます。ちょっと古い写真ですが、これは2012年7月31日の …

弘前教会

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来週、オーストラリアのウーロンゴンで開かれる学会でThe Samurai Class in the Tsugaru Region during the Early Meiji Period The Local Youth …

かつてキリスト教プロテスタントのアメリカ人女性宣教師たちが中心になって『常磐』という雑誌が発行されていました。明治から大正にかけての時期です。これは日本語で書かれていて日本人女性向けに編集されていたもので、もちろん教会関 …

藍の芽

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本日の津軽は気温が上がりました。 つい先日まで15度、という感じだったのに本日は25度を越してたようです。 植物は早く植えてもある一定の気温にならないと育たないということを経験的に知ったので、最近は藍を植えるのも若干遅め …

長い連載?になりましたが、ロスで開かれた学会参加記の最後に印象的だったものをいくつか。 まずは植物。見たことのないものがたくさんありました。これはなんとなく肉厚っぽい感じのお花。 名前はわからないけど、きれいだったお花。 …

人文系の学会では、参加者の中から希望を募って、近くに見学に行くことがあります。いわゆる遠足です。 今回のASPACでは、その遠足先の一つに「Old Pasadena(古いパサデナ)」が入ってました。つまり科学や芸術分野の …

Asian Studies on the Pacific Coast (ASPAC), conference 2016参加記(4)

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学会の合間を縫ってカリフォルニア工科大学まで足を伸ばした日は、「アメリカに来たからにはビフテキ食べたい!」という鈴木くんの一言で、みなでステーキを食べに行きました。個人的な感想ですが、日本で食べるアメリカからの輸入牛より …

Asian Studies on the Pacific Coast (ASPAC), conference 2016参加記(3)

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学会(ASPAC)参加記の続きです。 どうにか無事に発表が終わった日、みんなで打ち上げをすることにしました。 近くにメキシコ料理の美味しいお店があるらしいということで、歩いて向かいました。   人気があるお店ら …

Asian Studies on the Pacific Coast (ASPAC), conference 2016 発表要旨

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Asian Studies on the Pacific Coast (ASPAC), conference 2016 におけるパネリストの各発表は以下の通りです。 Samurai Class and Music in …

Asian Studies on the Pacific Coast (ASPAC), conference 2016に参加した時のパネルの概要です。 <タイトル> Music as Intellectual Histo …

学会参加の合間を縫って、学会会場からそれほど遠くないパサデナにある、カリフォルニア工科大学(California Institute of Technology)を訪問しました(以下、Caltechと略記します)。 理由 …

Asian Studies on the Pacific Coast (ASPAC), conference 2016参加記(2)

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Asian Studies on the Pacific Coast (ASPAC), conference 2016参加記の続きです。 学会会期は6月10日から12日までで、私たちの発表は10日の午後でした。昼食を取っ …

一年前のことになりますが、アメリカのカリフォルニア大学ノースリッジ校で開催されたAsian Studies on the Pacific Coast (ASPAC), conference 2016 に参加しました。なの …

二つの感動ーMy own conversion

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My own conversion(私の回心)は、弘前出身の宗教家である本多庸一が英文で著した文章です。月末の学会発表の準備で、今日はこの文章を久しぶりに手にしました。 最初は西洋の学問を学ぶために弘前から横浜へと向かっ …

今、研究資料として弘前藩の武士だった楠美晩翠の日記を読んでいます。(弘前市立弘前図書館所蔵資料) 明治初期のさまざまな様子が描かれていて、非常に興味深い資料なのですが、なかに「北原」という名前がよくでてきます。これはやは …

昨日のブログで、国際日本文化研究センターの郭南燕さんが編集した本のことを書きました。私も郭さんの文章にある通り、日本を知るには日本人以外の眼を通すのも大切な方法であると考えています。 「日本論」とまで大きく考えなくとも、 …

日本研究の現在

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京都にある国際日本文化研究センター(日文研)に勤務している友人の郭南燕さんから、ご自身が編集した最新の日本研究についての本を送っていただきました。 日本人にとって「日本研究」ということばは、どのくらい一般的になじみがある …

「成田らく」さんの資料は、まだまだ興味深いものがたくさんありました。 成田家にお邪魔した時は、印象深いお話もたくさん聞かせていただきました。 これらの資料群は「おばあちゃんの学習帖」として、ご家族の方々が本当に大切にされ …

藍研究のきっかけ(「成田らく」さんーその6)

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2000年3月28日のことでした。成田孝(こう)さんのお宅で成田らくさんの資料をたくさん見せていただき、成田家や、孝さんのご実家である蒲田家に伝わっていたいろいろな古いもののお話を聞かせていただきました。 その中で、藍染 …

成田らくさんの資料を大切に保管しておられた成田家にお邪魔したとき、さまざまな資料を快く見せてくださいました。もう20年近く前のことになります。 そして、最後にご家族の中で大切にされてこられた小冊子をいただきました。 この …

成田らくさんが残した資料の中に一枚の紙になにか書かれたものがありました。 これは女性の弁士による演説会を聞きに行った時の様子や感想を書いたものでした。 明治20年代になると、青森県内でも女性による演説会や講演会が開かれる …

「成田らく」さんが残した資料の中には興味深いものがいくつもありました。 その一つが「青森県女子師範学校卒業証書」です。 明治10年(1877)に弘前仮女子師範学校設置の布達がだされ、翌月に弘前市内にあった女子小学校である …

昨日の続編です。 「成田らく」さんのことを知ったのは、『青森県女性史ーあゆみとくらしー』が刊行された後のことでした。その本をご覧になったという田中淑子さんから「うちのおばあちゃんが、かつて弘前女学校の先生をしていた」とい …

「成田らく」さんのこと

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『青森県女性史ーあゆみとくらしー』の仕事がきっかけとなり、青森県内の女性史関係の研究も手がけるようになりました。その過程で数々の魅力的な女性に出会いました。 その一人である「成田らく」さんについて、2003年に青森県男女 …

初夏の岩木山いろいろ

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今、津軽の田園に広がる風景です。 水田に水が入り、時には鏡のように岩木山を映し出します。     夕映えの岩木山もまた見事です。 岩木山について、明治7年に弘前に滞在した青年、アーサー・マックレーは、 …

2016年度『<霊性>と<平和>』第2号

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4月初めに東北大学文学研究科日本思想史研究室の片岡龍先生を中心とする「東アジア<霊性>・<平和>研究会」の機関紙である『<霊性>と<平和>』が刊行になりました。 これはウェ …

明治の弘前と写真

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2017年5月18日付東奥日報紙に弘前城と岩木山を一緒に収めた珍しい写真が見つかったという記事が掲載されました。現在は弘前市代官町にある矢川写真館が明治時代に撮影したもので、弘前城天守閣と岩木山が同じ一枚に写ってます。リ …

第8回 東アジア<霊性>・<平和>研究会

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今日は東北大学文学研究科日本思想史研究室の片岡龍先生が主催する東アジア<霊性>・<平和>研究会の8回目の会合がありました。私が代表を務める科研チームから、山下須美礼さん、鈴木啓孝さんが発表者として参加しました。詳細は以下 …

ジョン・イングの地学書と津軽

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東奥義塾には、1874年から1878年にかけて在職したジョン・イングの本が何冊か残っています。どういう本が残されているのか、ということから、当時のこの地方が「洋学」に求めたものの一端が浮かび上がります。 中でも興味深いの …

旧弘前藩藩校稽古館資料調査報告会のお知らせ

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弘前大学人文社会科学部の渡辺麻里子先生たちを中心とした、弘前藩校所蔵資料の研究会が来月開かれます。ますます内容が充実してきております。 ぜひご参集ください。    

アーサー・C. マックレーの命日

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本日、11月11日は、アーサーC. マックレーの命日です。 マックレーは、1874年に弘前の東奥義塾で教師をした人物で、キリスト教プロテスタント・メソジスト派の宣教師ロバート・S. マックレーの次男として1853年8月1 …

津軽とリンゴと外国人

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リンゴのおいしい季節になりました。青森県は日本一のリンゴ生産量を誇ります。そしてリンゴ生産の中心はいうまでもなく津軽地方です。   この地方には古くから「リンゴはアメリカ人宣教師のジョン・イングがもってきた」と …

ひらめき☆ときめきサイエンス@青森中央学院大学part1

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去る9月4日、青森中央学院大学で「ひらめき☆ときめきサイエンス」が行なわれました。 テーマは「音楽で学ぶ青森の近代ー幕末明治の音楽を体験しようー」です。 会場となる青森中央学院大学2号館前。天気にも恵まれました。 今回は …

着々と(ひらめき☆ときめきサイエンス)

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青森中央学院大学で開催される「ひらめき☆ときめきサイエンス」は、いよいよ明後日の開催になりました。当日使用する和楽器を運び込み、パンフレットや参考資料などの準備が着々と進んでいます。 日本学術振興会からは、パンフレットや …

シンポジウム@筑波大学(2015.10.17-8)

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しばらくブログ休止してたので、その間のトピックも時々書いて行きます。 昨年度のことですが、10月に筑波大学でグローバルとローカルに関するシンポジウムがありました。   ここで、科研費を得て現在進行中の研究につい …

ジャズと津軽とSUGA

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弘前に「SUGA」というお店があります。 急勾配の階段をのぼると、隠れ家のようなお店の中でマスターがにこやかに待ってます。 時にはLPの音を聴くこともできたりします。   今回は、キース・ジャレットを。 &nb …

不思議なことが。。。

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歴史を研究していると、偶然とは思えない不思議な出会いを経験します。今までも、明治の津軽に来た外国人について調べていた時、探し求めていた大事な情報がその人物の命日に届いたということがありました。(「資料との不思議な出会い」 …

今日は、津軽の歴史に影響を与えた小さな赤ちゃん、ヘレン・ルイーズ・イングのことを書いてみます。 明治7年末に東奥義塾教師として弘前に来たメソジスト派宣教師ジョン・イングは、もともと1870年から中国でキリスト教の布教活動 …

弘前藩校稽古館資料一般公開のお知らせ

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またまたしばらくご無沙汰してしまいましたが、「弘前藩校稽古館資料」の公開のお知らせです。 これは、弘前大学人文学部および弘前大学地域未来創生センターとの共同で行っている研究の一環です。 下記の要領で資料公開が行われますの …

「海の日」と青森港

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本日、「海の日」です。明治9年、奥羽巡幸に出られた明治天皇が、各地を視察しながら陸路北上し、青森港から函館経由で無事に横浜に帰着したことを記念した日です。つまり国民の祝日である「海の日」は、青森とのご縁が深い日であるとい …

少しご無沙汰しているうちに、すっかり夏になりました。 さて今日は青森と音楽の話題を少し。 1876年7月15日は、現在の青森市で初めて男性による合唱が披露された日です。 この日、青森小学校において、県内で選抜された小学生 …

弘前城と桜の写真を撮るために

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若干ご無沙汰でした。あっという間に月日は流れ、弘前も桜がすでに満開を過ぎてしまいました。GWにかけて咲いてくれればいいのですが、だいたいは4月20日を過ぎると満開になってしまいます。 弘前の桜は有名なので、この時期弘前市 …

弘前大学地域未来創生センターの弘前藩藩校資料調査プロジェクトチームによる『東奥義塾高等学校所蔵旧弘前藩古典籍調査集録』が刊行になりました。   弘前大学人文学部の渡辺麻里子先生が中心となって、東奥義塾に残されて …

弘前にはキリスト教メソジスト派が設立した由緒ある弘前教会があります。 弘前教会の敷地内に、本多庸一先生を讃える碑がたっており、「東奥に生れし日本の国士 日本に出でし霊界の大人」と記されています。 本多庸一先生の業績はいま …

津軽にも春が来ました。秀麗な岩木山がその姿を見せてくれます。   以前、このブログで明治7年に弘前に住んでいたアーサー・マックレーというアメリカ人が岩木山のことを「Iwaki-san, Stone and tr …

前回、『パーレーの万国史』について書きました。 今日は続編です。   弘前にかつて「成田らく」さんという女性がいました。明治3年4月5日生まれ。 廃藩置県で弘前藩士族の父が山田村(当時。森田村に合併し、さらに現 …

「パーレーの万国史」という本

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明治初期、「パーレーの万国史」と呼ばれる本がありました。原題は Peter Parley’s Universal History, on the basis of geography, (Ivison, Blakeman …

弘前のパン屋さんと明治初期のパン作りの話

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弘前には美味しいパン屋さんがいくつもあります。弘前市本町にある「マタニ」さんもその一つ。 今日の夕方、パンを買いに行ったらほとんど売り切れていましたけど、でも焼きたてのパンが手に入りました。ラッキーでした。もちろん朝に焼 …

鎮魂の日

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3月11日は、東北にとって鎮魂の日。 4年前の今日、津軽も大きく揺れました。太平洋岸の地域に比べたら被害はとても少なかったのですが、福島から八戸にかけての太平洋岸の大きな被害は、自分たちが「東北」に住む一員であることを改 …

これはアメリカ、インディアナ州グリーンキャッスルにある、デポー大学のドミートリーです。大学の周辺にいくつものドミートリーがあり、シェアハウスとして学生たちが住んでいます。 その中の一つのこのドミートリーには、「Chind …

Stone and Tree Mountain(岩木山)のこと

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本日の津軽は見事な晴天でした。岩木山も美しい姿を見せてくれています。 今年は、例年になく岩木山の山頂がなかなか見えない年でした。雪は例年に比べて少ないのですが、なぜか岩木山の山頂に雲がかかってることがおおかったのです。 …

郡場ふみ(1856-1925)さんという女性がいました。在野の植物学者です。 世界的に高名な植物学者であった弘前大学第二代学長郡場寛先生のお母様です。 下に掲載したのは、1999年に青森県から発行された『青森県女性史ーあ …

東奥義塾についての小論紹介

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慶応義塾福沢研究センターから2月末に刊行された『近代日本研究』31号では、「近代日本の中等教育」として、特集が組まれています。そのタイトルと執筆者を紹介させていただきます。 *********************** …

五代友厚と製藍事業

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明治に入った時、藍に力を入れた士族の代表格に五代友厚がいます。 薩摩藩に生まれ、慶応元年にイギリスに渡り、見聞を広めました。明治に入ってからは、実業界に入り、様々な事業を興すと共に、大阪の商業を立て直す立役者として活躍し …

日本初の音楽の教科書から

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日本の教育システムは、明治五年の「学制発布」を境としてかわりました。近世の藩学校や寺子屋から近代型の学校にかわり、政府は男女を問わずすべての国民が教育を受けられるようにと目指したことはよく知られています。といっても、そう …

弘前市石川には私立の東奥義塾高等学校があります。ここは、もともと弘前藩学校稽古館を引き継いで明治五年に設立されています。 先にこのブログで紹介したように、去る2月23日に、弘前大学人文学部において「東奥義塾高校所蔵旧弘前 …

昨日のブログで、薬理効果を持つ「青黛」について書きました。今日はその歴史について書いてみます。 明治初期の工業記録によると、この「青黛」は、明治8年頃から日本で製造されるようになったとされています。日本の藍と言えば、徳島 …

弘前藩校「稽古館」資料研究会のお知らせ

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弘前藩学校の後身である弘前市の東奥義塾高等学校古文書室には、藩学校稽古館の資料が保管されています。保管状態はとてもよく、弘前藩での学びの姿を今に伝えています。 現在、弘前大学人文学部の先生たちによる共同研究が組織されてお …

津軽の雪とお雇教師たち

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今、津軽では雪が降り続いています。津軽の歴史文化は雪との関係を抜いては語れないかもしれないと思うくらい、雪(&寒さ)はいろんなところに影響していました。 津軽地方の人々は弘前藩時代から若者を育てるために、外部からさまざま …

今日は八戸でおそらく初めて行われた「耶蘇式結婚式」のお話です。 青森県にはかつて『青森新聞』というメディアがありました。その238号に明治13年に行われたキリスト教式結婚式の様子が載っています。(読みやすいように一部現代 …

ピアノの伴奏でダンスを

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これは昭和初期、青森県十和田市にあった三本木高等女学校での様子です。 校庭にグランドピアノを持ち出して、生演奏の伴奏でダンスをしているようです。 グランドピアノの生演奏というのが、なんとも新鮮な感じがします。いまだったら …

青森県出身の声楽家、水木音弥さんのこと

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かつて、水木音弥さんという声楽家がいました。 1881年6月16日、青森県津軽地方の大鰐に生まれ、明治30年代にアメリカに渡った人物です。シカゴのインターナショナルカレッジで学び、ベルカント唱法を得意とするバリトン歌手と …

ジョン・イングの農場と地図

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アメリカ、イリノイ州南部にあるフランクリン郡は、津軽の宣教師、ジョン・イングが晩年を過ごしたところです。イングは今、ベントンの墓地に眠っています。そして彼は近くのトンプソンビルにある農場を経営していました。 ベントンの観 …

今日は、明治初めに弘前に滞在したアメリカ人、ルーシー・ハウレー・イングについて少し書いてみます。弘前にリンゴを持ってきたという伝説のアメリカ人、ジョン・イングは、妻のルーシー、息子のジョニーと3人で弘前に来ました。 ルー …

津軽の染師、川口清吉さんのこと

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今日は、明治の津軽地方弘前で藍染工場を開いた川口清吉さんのことについて書いてみます。 藍染は世界各地で行われ、それぞれの風土に合う形での天然藍染が行われていました。日本の場合は、徳島の藍染技術が非常に優れており、「阿波藍 …

岩木山神社ー津軽の祈りの中心として

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今日は岩木山神社の歴史について、少しひもといてみます。岩木山神社は、津軽地方にそびえる岩木山の中腹にあります。古くから津軽地方一円の信仰の中心として、人々の祈りの場となってきました。 初詣の時期は雪が降っていることが多い …

青森ヒバとヒノキチオール

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青森県内には広大なヒバの林があります。抗菌性の強いヒバは昔から「虫がつかない」とか「腐らない」と云われ、重宝されてきました。全国的にも神社仏閣で使われています。有名な所では、平泉の中尊寺の金色堂などにもヒバがつかわれてい …

宣教師ジョン・イングの農場

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本日はクリスマスです。欧米では、教会に行き、家族とともに過ごすことが一般的です。 日本の場合、多くの人々がキリスト教徒ではないので、どちらかというとクリスマスイブの方がメインになっている感じがしますね。 しかし、日本とい …

ジョン・イングの贈り物ー明治8年のクリスマス

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弘前のリンゴは全国的に有名です。このリンゴは、アメリカ人宣教師が伝えたという、伝説めいた話があります。今日はクリスマスイブなので、このお話について書いてみたいと思います。 以前、仙台から高速バスに乗り、弘前駅近くになると …

津軽三味線ー青森県史の世界から

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青森県では『青森県史』を編纂しています。このブログでは、青森県の文化の歴史についても、いろいろご紹介して行きたいと思います。 本日は『青森県史資料編 近現代6』や『青森県史資料編 近現代4』をもとに、津軽三味線について書 …

東北とハリストス正教

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弘前には、旧メソジスト派である日本基督教団やカトリック教会など、由緒ある教会がいくつもあります。弘前の近代には、キリスト教がいろんな形で影響を残しました。ただ、それがキリスト教徒の増加につながったかというと、少し違う側面 …

津軽で「演説」が始まった時

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今日は、津軽の歴史のお話です。 これは、慶応義塾大学の三田演説館です。 日本の演説はここから始まったとされています。福沢諭吉は、それまでの日本に演説の方法がないため、活発な意見交換が出来ないことを憂いて、三田演説会を企画 …

アリベ神父と弘前

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昨日のブログで、弘前とキリスト教の関係について紹介しました。これはプロテスタントです。しかし、明治7年から8年にかけて、弘前には、カトリックの神父も滞在していました。ジャン・アルチュール・アリヴェ(Jean Baptis …

弘前とキリスト教会

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今日の弘前は、12月初めにしては珍しいくらいの大雪でした。市内は白一色、本格的な冬将軍の訪れです。 本日は、少しキリスト教会のお話を。 弘前は城下町ですが、洋館やキリスト教会がいくつもあります。 特にキリスト教は、弘前の …

弘前藩時代の藍

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津軽の藍は、弘前藩時代からの歴史があります。 弘前藩では、慶安2年頃にかかれた「弘前古御絵図」に、多くの紺屋が書かれており、この頃にすでに藍染が行われていたことがわかります。 初期の染屋に、「藤右衛門」という人物がいまし …

資料との不思議な出会い

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本日、11月11日は、「ポッキーの日」だそうです。 北原研的には、「マックレーの日」です。マックレーとは、明治7年に弘前に来たアメリカ人で、半年ほど滞在していました。 この人物の資料を調査するとき、不思議な出会いがありま …

藍栽培の夢を追ったサムライ

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弘前市立弘前図書館は魅力的な資料の宝庫です。 この中に、藍のことが書かれた資料がありました。 これは「北原高雅日記」。明治初めの津軽地方で、藍の栽培に力を入れた元サムライです。 ちなみに、本研究所設立者の北原晴男とは、同 …

藍の研究の最中で

  • Qiana
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北原研で進めてきた研究は、藍の化学だけではなく、藍の歴史も含まれています。 これは、日本学術振興会科学研究費補助金の助成を得て、徳島県の藍住町に調査に行ったときのものです。 研究テーマは「文理融合型地域理解学習教材の開発 …