Kanako Kitahara's Blog
植物の藍から見いだされた抗菌性物質トリプタンスリンについては、弘前大学理工学部の川上淳先生の研究室において、次々に新しい研究成果がだされています。いかにまとめて紹介します。
Naphthalene Ring-Fused 2-Aminotryptanthrin as a Fluorescent Chemosensor for Al3+
Spectral Characteristics of Highly Fluorescent 2-(N,N-dimethylamino)tryptanthrin
川上先生は、トリプタンスリン誘導体についての特許も取得されています。
川上先生の特許証(左)とトリプタンスリン と 2-アミノトリプタンスリンの蛍光(in MeCN)
(*画像と青字部分は川上研究室のHPより引用です)
また、川上研究室のHPには、弊社社長北原晴男の仕事について、以下のように紹介していただきました。
トリプタンスリンに関する研究を行うきっかけを作って頂いた
北原晴男教授の「北原先生を囲む会」(2012.11.18)での集合写真(左)
と先生の監修された御本『日英対訳津軽の藍』(弘前大学出版)(右)
(*画像と青字部分は川上研究室のHPより引用です)
植物が作り出す不思議な力(抗菌性)であるトリプタンスリンについての研究が、川上研究室でますます発展して行くことを期待したいと思います。