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Kanako Kitahara's Blog

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「海の日」と青森港

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本日、「海の日」です。明治9年、奥羽巡幸に出られた明治天皇が、各地を視察しながら陸路北上し、青森港から函館経由で無事に横浜に帰着したことを記念した日です。つまり国民の祝日である「海の日」は、青森とのご縁が深い日であるといえます。

 

前回の本ブログで紹介しました通り、明治9年7月15日、明治天皇は青森小学校において東奥義塾の生徒たちの英語スピーチを天覧されました。また、このとき、東奥義塾生による唱歌斉唱が披露されています。

天皇陛下は見事な英語スピーチや珍しい唱歌を大いに喜ばれ、各自に褒美を与えています。そして無事に奥羽巡幸の日程を終えた天皇陛下は、翌日青森港を出航し、函館に向かいました。

 

そんなわけで、写真は本日の青森港付近です。深い濃紺の海は、太陽の光を反射し、キラキラに輝いていました。現在の青森港付近は、かつて明治天皇が出航したときとは全く景色が違っているものと思われますが、それでも初めて船に乗船された明治天皇は、どのような思いで遠ざかる青森を眺めておられたのだろうと、感慨深いものがあります。

青森港付近の風景

青森港付近の風景

この写真の左に見える大きな三角形の建物は、「アスパム」です。現代青森の「顔」として、産業振興のシンボルになっています。その最上階14階には、ダイニングカフェがありますが、ここからの眺めは美しい海を満喫できるもので、とても素敵です。

次の写真は、そのダイニングカフェ「はなぁふ」でいただく珈琲です。美しい海を眺めながらの珈琲も格別です。ねぶたの季節に青森を訪れる方には、ぜひ立ち寄っていただきたい場所の一つです。

ダイニングカフェ「はなぁふ」で飲む珈琲

ダイニングカフェ「はなぁふ」と珈琲

 

 

 

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