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公開講座のお知らせー日本におけるハリストス正教の聖歌:その歴史と現在

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2017年8月7日、青森中央学院大学を会場にして、「日本におけるハリストス正教の聖歌:その歴史と現在」のテーマで公開講座が開催されます。

講師を務めてくださるのは、モスクワ音楽院首席研究員のナタリヤ・クロヴコヴァさんです。

ハリストス正教は、明治初期に仙台藩士を中心として広がりましたが、青森県の場合、八戸、七戸、三戸などで勢力が広がり、自由民権運動にも大きな影響力を持ちました。その正教が広がって行く過程で、音楽は重要な役目を果たしたはずですが、そのところがまだよく解明されておりません。
今、私たちはまさにその研究をしています。
今回の講師であるナタリア先生は、京都の国際日本文化研究センターに1年間滞在して、ハリストス正教から伝えられた聖歌の現在の状況についての研究をされておられました。

今回の公開講座はその研究成果を学ぶ機会をつくりたいということで企画したものです。
講演は日本語で行われ、ハリストス正教の合唱曲など、さまざまなサウンドを聴くことができるようです。貴重な機会ですので、音楽や合唱、あるいはロシアの文化にご関心のある方、ぜひご来場ください。
170727_北原先生公開講座チラシ

 

 

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