Kanako Kitahara's Blog
人文系の学会では、参加者の中から希望を募って、近くに見学に行くことがあります。いわゆる遠足です。
今回のASPACでは、その遠足先の一つに「Old Pasadena(古いパサデナ)」が入ってました。つまり科学や芸術分野の教育機関があることで知られているパサデナ市内の、旧市街地の見学でした。たまたま、学会に申し込む時、何も考えずに一緒に申し込んだのですが、パサデナは義父が学んでいたカリフォルニア工科大学がある場所だったということに後で気がつきました。期せずして義父が歩いていた市街を見学に行くことになりました。
パサデナのシティホールです。なかなか風格のある建物です。
たまたまお日柄が良かったのか、結婚式がいくつかあったようです。花嫁さんだけではなく、ブライズメリーたちのドレスがきれいです。
この大勢の人たちがのるのだろうなと思われる車もちょっと撮影。気づいた運転手さん、わらいながら「5ドル!」と請求。しかし笑って流します。さすがアメリカ、規模が違う。
パサデナ市街の地図を横目で見つつ、、、
「弾いてみたい!」という気持ちも抑えつつ、、、(スタンウエイ・・中に赤いピアノが飾ってありました。)
みなであるいて、まずは食事ということで、ここで三つのグループに分かれました。手近なお店に入って、
「エンジェルヘアパスタ」です。
ここで知り合ったメンバー。ほぼ全員が初対面ですが、みな、アジアの研究者なので共通の関心も多くて話が弾みます。
お腹を満たしてから旧市街の散策です。
ところどころで、学会スタッフを務めるカリフォルニア大学ノースリッジ校の先生が説明してくれました。
義父が日記に書いていた「カフェ」は、今でもあるのだろうかと思ったりしながら歩いて、、
中庭でアジア音楽の演奏が行われてました。
ということで、学会の「遠足」でした。人と人のつながりができるということが、こうした企画の最大のメリットかなと思います。最後に、「遠足」に使われたバスの写真。