Kanako Kitahara's Blog
昨日のこのブログで、弘前市医師会付属看護学校の生徒さんのことを紹介しました。
「首の後ろ」がきれいになったと教えてくれました。
http://kitahara.co/qiana-の感想をききました/
これには、弊社社長がとても喜びました。今日はこの理由を少しご紹介したいと思います。
北原研で藍の研究に取り組み始めたのは、平成12年のことです。いろいろ理由はありましたが、一番大きな理由は、娘のアトピーでした。ガサガサと乾く子どもの肌をみるのは辛いものでした。藍から抽出した抗菌性物質がアトピーに効くのではないか。ということから始まった研究には、こうした背景がありました。
研究を進める過程で、弘前大学医学研究科皮膚科学教室教授であられた花田勝美先生の多大なご指導・ご協力で臨床試験をおこなったこと、そしてその後同じく医学研究科の中根明夫先生のご協力をいただいたことは、本サイトの「藍の化学」に紹介しています。
さて、ここでは、その後どうなったか、少し内輪のお話を紹介します。
研究一筋で、家族にはいたって評判の悪い父親でした。が、この研究は医学研究科の協力で特許を取得し、サンスター株式会社との共同研究で「藍潤エキス」を開発し、スキンケア商品Qiana(キアナ)として、製品化されました。その製品は、もちろん弊社社長の家族も使うことができるようになりました。
この研究のきっかけをつくることになったアトピーの子どもも、もちろん使いました。一番喜んだのは、「首の後ろ」「腕の内側」「膝の内側」「手首」がきれいになったことだったのでした。ここまで至って初めて、弊社社長は、どういう研究をしていたのか、家族から理解してもらうことができ、娘からも感謝され、少し面目を施したという次第です。
昨日の学生さんの言葉が、ことのほか、嬉しく感じたのは、こうした理由があったからなのでした。
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