北原研究所

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Kanako Kitahara's Blog

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Wollongong という街

  • 日常の一コマ
  • 風景

学会参加で、オーストラリアのウーロンゴンという街に来ています。久しぶりの南半球ですが、オーストラリアは初めてです。そして、時差がないことのありがたさをかみしめております。深夜に日本を発ち、明け方にシドニー入りしました。海 …

「鬼の顔」に見えるでしょうか?

  • 歴史
  • 津軽
  • 風景

  弘前公園の入り口にある追手門は、私的には弘前市内の中でもとても好きな場所の一つです。今日はこの門と明治初期のアメリカ人の観察記について書いて見たいと思います。 1874年頃、弘前の私学東奥義塾教師として、半 …

弘前公園の新緑とBaton

  • 日常の一コマ
  • 津軽
  • 風景

今日は青森中央学院大学の学生さんと一緒に、弘前公園まで「遠足」にいきました。同大学で担当している「グローバル社会と文化」講義の一環です。天気に恵まれ、最高の遠足日和となりました。 二の丸の門からみた風景です。鮮やかな緑が …

青い田んぼで笛吹くな

  • 歴史
  • 津軽
  • 科研2015-2018
  • 風景

津軽平野に広がる田園では、田植えが一段落したようです。これは田舎館村の本日の風景です。   整然ときれいに植え付けられた稲は、これからどんどん育っていきます。ちょっと古い写真ですが、これは2012年7月31日の …

弘前教会

  • 歴史
  • 津軽
  • 風景

来週、オーストラリアのウーロンゴンで開かれる学会でThe Samurai Class in the Tsugaru Region during the Early Meiji Period The Local Youth …

夏至ですね

  • 日常の一コマ
  • 津軽
  • 風景

光陰矢の如しといいますが、それにしても時の過ぎるのは早いと思う今日この頃です。もっとも、そう思えるのは幸せなことと感謝する日々でもあります。 昨日の岩木山はとてもきれいな日没でした。夏至の頃はちょうど岩木山の山頂あたりに …

藍の芽

  • 歴史
  • 津軽
  • 風景

本日の津軽は気温が上がりました。 つい先日まで15度、という感じだったのに本日は25度を越してたようです。 植物は早く植えてもある一定の気温にならないと育たないということを経験的に知ったので、最近は藍を植えるのも若干遅め …

長い連載?になりましたが、ロスで開かれた学会参加記の最後に印象的だったものをいくつか。 まずは植物。見たことのないものがたくさんありました。これはなんとなく肉厚っぽい感じのお花。 名前はわからないけど、きれいだったお花。 …

人文系の学会では、参加者の中から希望を募って、近くに見学に行くことがあります。いわゆる遠足です。 今回のASPACでは、その遠足先の一つに「Old Pasadena(古いパサデナ)」が入ってました。つまり科学や芸術分野の …

浅虫のシャルム

  • グルメ
  • 日常の一コマ
  • 風景

連日、資料紹介が続いたので、ちょっと別の話題。 浅虫温泉街にシャルムという小さなレストランがあります。   店内はとても瀟洒な感じ。     ここはピザの種類がたくさんあります。そして、オム …

初夏の岩木山いろいろ

  • 日常の一コマ
  • 歴史
  • 津軽
  • 風景

今、津軽の田園に広がる風景です。 水田に水が入り、時には鏡のように岩木山を映し出します。     夕映えの岩木山もまた見事です。 岩木山について、明治7年に弘前に滞在した青年、アーサー・マックレーは、 …

新緑の十和田湖

  • 日常の一コマ
  • 津軽
  • 風景

弘前から十和田までは車で1時間半ほどです。 国道102号線から454号線を通って十和田プリンスホテルまで行って来ました。 黒石市から平川市を通って十和田湖に向かう途中の渓流はとてもきれいです。奥入瀬と違ってほとんど人がい …

津軽の春

  • 日常の一コマ
  • 津軽
  • 風景

ながらくご無沙汰しているうちに、津軽はすっかり春になりました。今はリンゴの花が咲き誇っています。日々あっという間に過ぎて行くので、途切れがちになりますが、さまざまな活動をしているので、昨年までのものも含めて少しずつ書いて …

深浦の須藤豆腐店さん

  • 日常の一コマ
  • 津軽
  • 風景

久しぶりによく晴れた週末、青森県の西海岸にある深浦町に行きました。お目当は「須藤豆腐店の三角揚げ」。知る人ぞ知る名店です。弘前、五所川原などからもわざわざ買いに来る人がいるそうです。中には、「日本一の油揚げ」とおっしゃる …

津軽とリンゴと外国人

  • 歴史
  • 津軽
  • 風景

リンゴのおいしい季節になりました。青森県は日本一のリンゴ生産量を誇ります。そしてリンゴ生産の中心はいうまでもなく津軽地方です。   この地方には古くから「リンゴはアメリカ人宣教師のジョン・イングがもってきた」と …

あっというまに秋

  • 日常の一コマ
  • 津軽
  • 風景

この秋、津軽は雨が続き、晴天の日がほとんどありませんでしたが、今日は久しぶりに見事な青天になりました。八甲田には見事な紅葉がひろがっています。     青森市内から酸ヶ湯に向かう途中、岩木山を展望でき …

不思議なことが。。。

  • 日常の一コマ
  • 歴史
  • 津軽
  • 風景

歴史を研究していると、偶然とは思えない不思議な出会いを経験します。今までも、明治の津軽に来た外国人について調べていた時、探し求めていた大事な情報がその人物の命日に届いたということがありました。(「資料との不思議な出会い」 …

今朝の岩木山(2016.8.18)

  • 日常の一コマ
  • 津軽
  • 風景

今朝の岩木山は、雲の帯をまとってました。 わりと珍しい姿なので、アップします。 津軽に居を移して、もう四半世紀。 毎日が岩木山を眺めることから始まります。 岩木山に向かうと、自然に手を合わせる気持になります。 津軽に住む …

リンゴの花咲く頃

  • 津軽
  • 風景

津軽は今、リンゴの花が満開になっています。         リンゴの花は、ほのかにピンクでそれはそれは美しいのです。見渡す限りのリンゴの花たちが青空に映える風景は津軽ならでは、とい …

浪岡ダムの風景

  • 津軽
  • 風景

青森空港の近くにある浪岡ダムは、春から夏にかけてとても美しい景観となります。   このダムのおもしろい所は、だんだん水がなくなってしまうことです。 秋にはこんな感じ。赤い鉄塔の上にある小さな事務所が、高層ビル並 …

津軽にも春が来ました。秀麗な岩木山がその姿を見せてくれます。   以前、このブログで明治7年に弘前に住んでいたアーサー・マックレーというアメリカ人が岩木山のことを「Iwaki-san, Stone and tr …

田舎館村の白鳥たち

  • 津軽
  • 風景

津軽地方田舎館村の水田は、ようやく雪が溶けかけています。今日はそこに白鳥たちがたくさん集まっていました。 この写真の奥にお城のように見えるのは、田舎館村の役場です。ユニークな形で親しまれています。 夏から秋にかけては、田 …

弘前公園と梅の花

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  • 津軽
  • 風景

弘前公園は桜がとても有名ですが、実は梅もきれいです。今日掲載する写真は数年前の4月に撮影したものですが、間もなく梅の蕾みがふくらんでくる季節を迎えます。 雪国の特徴として桜と梅が同時に咲くというようなことも言われますが、 …

鎮魂の日

  • 歴史
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  • 風景

3月11日は、東北にとって鎮魂の日。 4年前の今日、津軽も大きく揺れました。太平洋岸の地域に比べたら被害はとても少なかったのですが、福島から八戸にかけての太平洋岸の大きな被害は、自分たちが「東北」に住む一員であることを改 …

深浦の「雪の下にんじん」のお話

  • 日常の一コマ
  • 津軽
  • 風景

    昨日に続いて西海岸の宣伝をちょっと。深浦町の道の駅では産地直送の農産物や新鮮なお魚をすごく安いお値段で買うことができます。 たとえば、メバルとか、ヒラメとか、新鮮でお値段は(あえて書きませんが …

津軽の雪とお雇教師たち

  • 歴史
  • 津軽
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今、津軽では雪が降り続いています。津軽の歴史文化は雪との関係を抜いては語れないかもしれないと思うくらい、雪(&寒さ)はいろんなところに影響していました。 津軽地方の人々は弘前藩時代から若者を育てるために、外部からさまざま …

弘前雪燈籠祭

  • 日常の一コマ
  • 津軽
  • 風景

2月7日から11日まで、弘前公園では雪燈籠祭りが開かれました。 市民の手作りで行われる行事で長い冬を楽しむためのさまざまな趣向が凝らされています。     本丸から岩木山を臨む場所に来てみると、小さな …

ジョン・イングの農場と地図

  • 歴史
  • 津軽
  • 風景

アメリカ、イリノイ州南部にあるフランクリン郡は、津軽の宣教師、ジョン・イングが晩年を過ごしたところです。イングは今、ベントンの墓地に眠っています。そして彼は近くのトンプソンビルにある農場を経営していました。 ベントンの観 …

岩木山神社ー津軽の祈りの中心として

  • 歴史
  • 津軽
  • 風景

今日は岩木山神社の歴史について、少しひもといてみます。岩木山神社は、津軽地方にそびえる岩木山の中腹にあります。古くから津軽地方一円の信仰の中心として、人々の祈りの場となってきました。 初詣の時期は雪が降っていることが多い …

宣教師ジョン・イングの農場

  • 歴史
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本日はクリスマスです。欧米では、教会に行き、家族とともに過ごすことが一般的です。 日本の場合、多くの人々がキリスト教徒ではないので、どちらかというとクリスマスイブの方がメインになっている感じがしますね。 しかし、日本とい …

ジョン・イングの贈り物ー明治8年のクリスマス

  • 歴史
  • 津軽
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弘前のリンゴは全国的に有名です。このリンゴは、アメリカ人宣教師が伝えたという、伝説めいた話があります。今日はクリスマスイブなので、このお話について書いてみたいと思います。 以前、仙台から高速バスに乗り、弘前駅近くになると …

津軽三味線ー青森県史の世界から

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青森県では『青森県史』を編纂しています。このブログでは、青森県の文化の歴史についても、いろいろご紹介して行きたいと思います。 本日は『青森県史資料編 近現代6』や『青森県史資料編 近現代4』をもとに、津軽三味線について書 …

東北とハリストス正教

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  • 津軽
  • 風景

弘前には、旧メソジスト派である日本基督教団やカトリック教会など、由緒ある教会がいくつもあります。弘前の近代には、キリスト教がいろんな形で影響を残しました。ただ、それがキリスト教徒の増加につながったかというと、少し違う側面 …

白一色の世界から

  • 津軽
  • 風景

12月に入って、猛吹雪や豪雪がつづく津軽です。津軽に長く住むと、それもまた、風物詩と思えるようになりますし、冬には冬の良さがあります。たとえば、豪雪で狭くなった道路を車がすれ違うとき、お互いに譲り合ったりします。心がほん …

弘南鉄道のラッセル車

  • 津軽
  • 風景

12月に入り、弘前は本格的な冬に突入しました。 例年、12月はまだそれほど雪が降らないのですが、今年はヘビーです。 弘前市には、JRの他に「弘南鉄道」があります。①「弘前ー黒石」、②「大鰐ー中央弘前」の2つがあり、普段は …

昭和の香りの喫茶店

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弘前には、長い歴史を持つ喫茶店がいくつもあります。 ここはその一つ。間もなく創業48年を迎える「喫茶ルビアン」 店内は、ステンドグラスに彩られて、昭和の香り。懐かしい雰囲気が漂います。 オーナーが丁寧に入れてくださるコー …

弘前とキリスト教会

  • 歴史
  • 津軽
  • 風景

今日の弘前は、12月初めにしては珍しいくらいの大雪でした。市内は白一色、本格的な冬将軍の訪れです。 本日は、少しキリスト教会のお話を。 弘前は城下町ですが、洋館やキリスト教会がいくつもあります。 特にキリスト教は、弘前の …

津軽とリンゴ

  • 日常の一コマ
  • 津軽
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よく知られている通り、青森はリンゴで有名です。津軽ではいろんな種類のリンゴを食べることができます。 この黄色いリンゴは「金星」です。すごくジューシーで、まるでジュースを食べているような感じがして美味しいのです。が、なぜか …

晩秋の弘前公園から

  • 津軽
  • 風景

弘前公園を訪ねてみました。晴れている時、本丸から見る岩木山はいつも美しい姿を見せてくれます。 11月上旬に岩木山頂付近には雪が積もりました。   弘前城の天守閣は、これから数年かけて移動の予定ですが、今はまだ定 …

白鳥飛来

  • 津軽
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津軽平野には、雪がちらつき始めました。 冬が、すぐそこまで来ています。 そして、白鳥もやってきました。 収穫が終った稲刈り後の広い田圃で、優雅にのびのびとすごしています。

可否屋 葡瑠満

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弘前には、いくつもの素敵な喫茶店があります。 ここはその代表格。可否屋 葡瑠満。 葡瑠満の珈琲は、大倉陶園のカップでいただくことができます。 そして、これはオリジナルカップ。 弘前城の天守閣が描かれています。 &nbsp …

頭のすぐ上を

  • 津軽
  • 風景

青森県の空の玄関口、青森空港は、青森市浪岡の近くにあります。 海も近いために濃霧が発生しやすく、以前はよく欠航してました。 技術の進歩とはありがたいもので、最近はめっきり欠航も少なくなり、文字通り空の玄関口になっています …

大きなイチョウの木の下で

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  • 風景

津軽地方の西の方、日本海に面した鰺ヶ沢町。 ここには、「日本一」とされる大きなイチョウの木があります。 緑から黄色へのグラディーションが美しい 時期です。 大きな根本から上を見上げても、空は見えません。 中はまるで、ジブ …

ちょっと珍しい津軽の風景を

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これは、津軽地方の浪岡町(現在は青森市浪岡)にあるダムの風景です。 水が完全になくなって、車さえ走っています。 でも、普段は満々と水をたたえています。 ほとんど人もいないのですが、静謐で美しく、贅沢な空間です。

思いがけず。。。津軽の藍

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津軽平野の一角に、藍の畑を見つけました。 11月に入ってもなお、赤い花をつけています。 かつては、こうした風景がもっとあったのだろうと、少し感慨をおぼえたひとときでした。

秋の日の夕暮れ

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津軽平野にそびえる岩木山は、さまざまな表情を見せます。 これは夕陽が沈んだ後の茜色の空にくっきりと浮ぶ岩木山です。

深まる秋と藍の花

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岩木山には、早くも雪がつもりました。 収穫を迎えたリンゴ(フジ)とのコントラストがきれいな津軽地方です。 岩木山神社近くの紅葉も見事な色合いになりました。 境内の稲荷神社前のイチョウも、美しいグリーンのグラデーション。 …

秋の津軽と藍の花

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10月下旬になり、津軽は木々が美しく紅葉しています。 朝晩はすっかり冷え込んできました。 でも、藍の畑では、今も藍の花がさいてます。 藍の花はとても美しいピンクです。これから実がなるまで待って収穫します。

秋の岩木山

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今日の津軽は清々しい秋晴れでした。岩木山も色づき、とてもきれいです。   岩木山の麓には、夏から秋にかけてたくさんの「嶽きみ(とうもろこし)」屋さんがお店を出します。 ここは、柳田とうもろこし店さんの横のとうも …

神々のいる空間

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津軽には、古くから人々に親しまれてきた岩木山神社があります。 境内にはいつも、清々しい「気」のようなものが立ちこめています。   下の写真は、境内にある稲荷神社の前から上空をみた風景です。 木々の間から差し込む …

津軽のリンゴ

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津軽はリンゴの季節を迎えました。弘前市近郊の岩木山麓にはリンゴ畑が広がります。 5月には美しいリンゴの花が咲き誇ります。 そして今は、実りのシーズンです。リンゴの木に真っ赤な実がなっている様子は、花の季節とはまた違う趣で …

藍の花

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10月になりました。でも、津軽ではまだ、藍の花が咲いてます。 植えたのが遅かったからなのか、今年の藍の花はゆっくりと咲きました。

藍の葉とインジゴ

  • 津軽
  • 風景

畑に種を蒔いてから、約2ヶ月が過ぎました。ようやく暑くなってきた津軽で、藍も急速に育ってます。 藍染は染料のインジゴを利用して染めます。でも、インジゴはもともと藍の葉に含まれている訳ではありません。 藍の葉が何らかの傷を …

藍を育ててます。

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畑の藍。少しずつ大きくなってきました