北原研究所

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Kanako Kitahara's Blog

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BASF : We Create Chemistry

少し前のことですが、BASFに行ってきました。 藍染は、かつて世界各地で行われていました。しかし、1890年、ドイツの化学者であるバイヤー(John Fridrich Wilhelm Adolf von Baeyer 1 …

旧弘前藩藩校稽古館資料調査報告会

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旧弘前藩藩校稽古館資料調査報告会のおしらせ  

弘前市立博物館歴史講座のお知らせ

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たいへんご無沙汰しておりました。いろいろな活動記録を書こう書こうと思いつつ、あっというまに年が明け、だけではなく、年度が終わりそうになっております。まことに遅ればせですが、今年もよろしくお願い申し上げます。 さしあたって …

2017年8月7日、青森中央学院大学を会場にして、「日本におけるハリストス正教の聖歌:その歴史と現在」のテーマで公開講座が開催されます。 講師を務めてくださるのは、モスクワ音楽院首席研究員のナタリヤ・クロヴコヴァさんです …

国際理解講座終了しました

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本日、弘前市文化センターにおいて「国際理解講座~先人に学ぶ国際交流」がありました。   今回は、「外国人と津軽の人々の交流について」というご依頼をいただきましたが、第2回目が珍田捨己ということだったので、明治初 …

先月オーストラリア行ったところでブログが止まってしまいましたが、無事に帰ってきました。 学会発表などの諸々はまたこれから書いていこうと思います♪ それで久しぶりのブログ更新は公開講座情報です。 今週の土曜日、弘前市の文化 …

「寿司」いろいろ…..

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海外出張に出る時は、なるべくその土地のスーパーをのぞいてみるようにしています。どんな食品があるのか、ということに加えて、日本食がどんな感じで売られているのかにも興味があります。 今日はウーロンゴン駅の近くのスーパーをのぞ …

Wollongong という街

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学会参加で、オーストラリアのウーロンゴンという街に来ています。久しぶりの南半球ですが、オーストラリアは初めてです。そして、時差がないことのありがたさをかみしめております。深夜に日本を発ち、明け方にシドニー入りしました。海 …

「鬼の顔」に見えるでしょうか?

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  弘前公園の入り口にある追手門は、私的には弘前市内の中でもとても好きな場所の一つです。今日はこの門と明治初期のアメリカ人の観察記について書いて見たいと思います。 1874年頃、弘前の私学東奥義塾教師として、半 …

弘前公園の新緑とBaton

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今日は青森中央学院大学の学生さんと一緒に、弘前公園まで「遠足」にいきました。同大学で担当している「グローバル社会と文化」講義の一環です。天気に恵まれ、最高の遠足日和となりました。 二の丸の門からみた風景です。鮮やかな緑が …

青い田んぼで笛吹くな

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津軽平野に広がる田園では、田植えが一段落したようです。これは田舎館村の本日の風景です。   整然ときれいに植え付けられた稲は、これからどんどん育っていきます。ちょっと古い写真ですが、これは2012年7月31日の …

弘前教会

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来週、オーストラリアのウーロンゴンで開かれる学会でThe Samurai Class in the Tsugaru Region during the Early Meiji Period The Local Youth …

夏至ですね

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光陰矢の如しといいますが、それにしても時の過ぎるのは早いと思う今日この頃です。もっとも、そう思えるのは幸せなことと感謝する日々でもあります。 昨日の岩木山はとてもきれいな日没でした。夏至の頃はちょうど岩木山の山頂あたりに …

かつてキリスト教プロテスタントのアメリカ人女性宣教師たちが中心になって『常磐』という雑誌が発行されていました。明治から大正にかけての時期です。これは日本語で書かれていて日本人女性向けに編集されていたもので、もちろん教会関 …

「ノイエ」のパン

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弘前市郊外に「ノイエ」というパンやさんがあります。ウイークデーの朝11時から4時頃までの営業のようです。でもいつもお昼過ぎには売り切れてしまうほどの人気店です。 美味しいパンがたくさんありますが、自分的には次のサンドイッ …

藍の芽

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本日の津軽は気温が上がりました。 つい先日まで15度、という感じだったのに本日は25度を越してたようです。 植物は早く植えてもある一定の気温にならないと育たないということを経験的に知ったので、最近は藍を植えるのも若干遅め …

長い連載?になりましたが、ロスで開かれた学会参加記の最後に印象的だったものをいくつか。 まずは植物。見たことのないものがたくさんありました。これはなんとなく肉厚っぽい感じのお花。 名前はわからないけど、きれいだったお花。 …

人文系の学会では、参加者の中から希望を募って、近くに見学に行くことがあります。いわゆる遠足です。 今回のASPACでは、その遠足先の一つに「Old Pasadena(古いパサデナ)」が入ってました。つまり科学や芸術分野の …

Asian Studies on the Pacific Coast (ASPAC), conference 2016参加記(4)

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学会の合間を縫ってカリフォルニア工科大学まで足を伸ばした日は、「アメリカに来たからにはビフテキ食べたい!」という鈴木くんの一言で、みなでステーキを食べに行きました。個人的な感想ですが、日本で食べるアメリカからの輸入牛より …

Asian Studies on the Pacific Coast (ASPAC), conference 2016参加記(3)

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学会(ASPAC)参加記の続きです。 どうにか無事に発表が終わった日、みんなで打ち上げをすることにしました。 近くにメキシコ料理の美味しいお店があるらしいということで、歩いて向かいました。   人気があるお店ら …

Asian Studies on the Pacific Coast (ASPAC), conference 2016 発表要旨

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Asian Studies on the Pacific Coast (ASPAC), conference 2016 におけるパネリストの各発表は以下の通りです。 Samurai Class and Music in …

Asian Studies on the Pacific Coast (ASPAC), conference 2016に参加した時のパネルの概要です。 <タイトル> Music as Intellectual Histo …

学会参加の合間を縫って、学会会場からそれほど遠くないパサデナにある、カリフォルニア工科大学(California Institute of Technology)を訪問しました(以下、Caltechと略記します)。 理由 …

Asian Studies on the Pacific Coast (ASPAC), conference 2016参加記(2)

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Asian Studies on the Pacific Coast (ASPAC), conference 2016参加記の続きです。 学会会期は6月10日から12日までで、私たちの発表は10日の午後でした。昼食を取っ …

一年前のことになりますが、アメリカのカリフォルニア大学ノースリッジ校で開催されたAsian Studies on the Pacific Coast (ASPAC), conference 2016 に参加しました。なの …

二つの感動ーMy own conversion

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My own conversion(私の回心)は、弘前出身の宗教家である本多庸一が英文で著した文章です。月末の学会発表の準備で、今日はこの文章を久しぶりに手にしました。 最初は西洋の学問を学ぶために弘前から横浜へと向かっ …

今、研究資料として弘前藩の武士だった楠美晩翠の日記を読んでいます。(弘前市立弘前図書館所蔵資料) 明治初期のさまざまな様子が描かれていて、非常に興味深い資料なのですが、なかに「北原」という名前がよくでてきます。これはやは …

昨日のブログで、国際日本文化研究センターの郭南燕さんが編集した本のことを書きました。私も郭さんの文章にある通り、日本を知るには日本人以外の眼を通すのも大切な方法であると考えています。 「日本論」とまで大きく考えなくとも、 …

日本研究の現在

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京都にある国際日本文化研究センター(日文研)に勤務している友人の郭南燕さんから、ご自身が編集した最新の日本研究についての本を送っていただきました。 日本人にとって「日本研究」ということばは、どのくらい一般的になじみがある …

いろんな芽(その2)

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弘前はとても寒いです。ジェットコースターのような気温差で、体調管理も難しい今日この頃ですが、それでも植物たちは元気に芽を出しました。     スイスチャードです。スイスチャードは黄色、オレンジ、赤など …

いろんな芽が…

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今年の津軽は寒かったので、畑仕事も例年より遅くなりました。 でも、少しずつ、いろんな芽が出てきています。今日は植えてないのに出てきちゃったものの記録です。   これは、たぶんトマトでしょう。去年、地面に落ちたト …

ホームページ制作の木内智啓さん

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これまで、制作会社でディレクター、Webサイトの設計・フロントエンドの開発、メディアの立ち上げなどで活躍されていた木内智啓さんが、フリーでお仕事をされることになりました。 うちのホームページリニューアルは木内さんが手伝っ …

タムラファームさんのアップルパイ

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弘前には美味しいアップルパイのお店がたくさんあります。 タムラファームさんのアップルパイがおいしいときいて、行ってみました。   ここは、アップルパイだけではなく、ジャムもシードルもおいしいみたいです。今日はア …

「成田らく」さんの資料は、まだまだ興味深いものがたくさんありました。 成田家にお邪魔した時は、印象深いお話もたくさん聞かせていただきました。 これらの資料群は「おばあちゃんの学習帖」として、ご家族の方々が本当に大切にされ …

太宰文学に関するセミナーのお知らせ

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青森中央学院大学と久留米大学の連携により、以下のセミナーが開かれます。 太宰治についての報告に続き、カイロ大学のアハマド・ラハミー先生による講演も行われます。国際日本学など、日本文化研究の国際化が進められる中で、こうした …

藍研究のきっかけ(「成田らく」さんーその6)

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2000年3月28日のことでした。成田孝(こう)さんのお宅で成田らくさんの資料をたくさん見せていただき、成田家や、孝さんのご実家である蒲田家に伝わっていたいろいろな古いもののお話を聞かせていただきました。 その中で、藍染 …

成田らくさんの資料を大切に保管しておられた成田家にお邪魔したとき、さまざまな資料を快く見せてくださいました。もう20年近く前のことになります。 そして、最後にご家族の中で大切にされてこられた小冊子をいただきました。 この …

浅虫のシャルム

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連日、資料紹介が続いたので、ちょっと別の話題。 浅虫温泉街にシャルムという小さなレストランがあります。   店内はとても瀟洒な感じ。     ここはピザの種類がたくさんあります。そして、オム …

成田らくさんが残した資料の中に一枚の紙になにか書かれたものがありました。 これは女性の弁士による演説会を聞きに行った時の様子や感想を書いたものでした。 明治20年代になると、青森県内でも女性による演説会や講演会が開かれる …

「成田らく」さんが残した資料の中には興味深いものがいくつもありました。 その一つが「青森県女子師範学校卒業証書」です。 明治10年(1877)に弘前仮女子師範学校設置の布達がだされ、翌月に弘前市内にあった女子小学校である …

昨日の続編です。 「成田らく」さんのことを知ったのは、『青森県女性史ーあゆみとくらしー』が刊行された後のことでした。その本をご覧になったという田中淑子さんから「うちのおばあちゃんが、かつて弘前女学校の先生をしていた」とい …

「成田らく」さんのこと

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『青森県女性史ーあゆみとくらしー』の仕事がきっかけとなり、青森県内の女性史関係の研究も手がけるようになりました。その過程で数々の魅力的な女性に出会いました。 その一人である「成田らく」さんについて、2003年に青森県男女 …

初夏の岩木山いろいろ

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今、津軽の田園に広がる風景です。 水田に水が入り、時には鏡のように岩木山を映し出します。     夕映えの岩木山もまた見事です。 岩木山について、明治7年に弘前に滞在した青年、アーサー・マックレーは、 …

2016年度『<霊性>と<平和>』第2号

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4月初めに東北大学文学研究科日本思想史研究室の片岡龍先生を中心とする「東アジア<霊性>・<平和>研究会」の機関紙である『<霊性>と<平和>』が刊行になりました。 これはウェ …

新緑の十和田湖

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弘前から十和田までは車で1時間半ほどです。 国道102号線から454号線を通って十和田プリンスホテルまで行って来ました。 黒石市から平川市を通って十和田湖に向かう途中の渓流はとてもきれいです。奥入瀬と違ってほとんど人がい …

明治の弘前と写真

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2017年5月18日付東奥日報紙に弘前城と岩木山を一緒に収めた珍しい写真が見つかったという記事が掲載されました。現在は弘前市代官町にある矢川写真館が明治時代に撮影したもので、弘前城天守閣と岩木山が同じ一枚に写ってます。リ …

津軽の春

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ながらくご無沙汰しているうちに、津軽はすっかり春になりました。今はリンゴの花が咲き誇っています。日々あっという間に過ぎて行くので、途切れがちになりますが、さまざまな活動をしているので、昨年までのものも含めて少しずつ書いて …

第8回 東アジア<霊性>・<平和>研究会

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今日は東北大学文学研究科日本思想史研究室の片岡龍先生が主催する東アジア<霊性>・<平和>研究会の8回目の会合がありました。私が代表を務める科研チームから、山下須美礼さん、鈴木啓孝さんが発表者として参加しました。詳細は以下 …

深浦の須藤豆腐店さん

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久しぶりによく晴れた週末、青森県の西海岸にある深浦町に行きました。お目当は「須藤豆腐店の三角揚げ」。知る人ぞ知る名店です。弘前、五所川原などからもわざわざ買いに来る人がいるそうです。中には、「日本一の油揚げ」とおっしゃる …

ジョン・イングの地学書と津軽

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東奥義塾には、1874年から1878年にかけて在職したジョン・イングの本が何冊か残っています。どういう本が残されているのか、ということから、当時のこの地方が「洋学」に求めたものの一端が浮かび上がります。 中でも興味深いの …

旧弘前藩藩校稽古館資料調査報告会のお知らせ

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弘前大学人文社会科学部の渡辺麻里子先生たちを中心とした、弘前藩校所蔵資料の研究会が来月開かれます。ますます内容が充実してきております。 ぜひご参集ください。    

アーサー・C. マックレーの命日

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本日、11月11日は、アーサーC. マックレーの命日です。 マックレーは、1874年に弘前の東奥義塾で教師をした人物で、キリスト教プロテスタント・メソジスト派の宣教師ロバート・S. マックレーの次男として1853年8月1 …

津軽とリンゴと外国人

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リンゴのおいしい季節になりました。青森県は日本一のリンゴ生産量を誇ります。そしてリンゴ生産の中心はいうまでもなく津軽地方です。   この地方には古くから「リンゴはアメリカ人宣教師のジョン・イングがもってきた」と …

あっというまに秋

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この秋、津軽は雨が続き、晴天の日がほとんどありませんでしたが、今日は久しぶりに見事な青天になりました。八甲田には見事な紅葉がひろがっています。     青森市内から酸ヶ湯に向かう途中、岩木山を展望でき …

「藍の研究」から

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先月リニューアル公開した際に、旧ホームページで公開していた内容が、別のページと重なったりする不具合がありましたので、訂正し、「藍の研究」タブの「研究紹介」を書き換えました。 弘前大学教育学部で始まった藍の研究経緯について …

ひらめき☆ときめきサイエンス@青森中央学院大学part1

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去る9月4日、青森中央学院大学で「ひらめき☆ときめきサイエンス」が行なわれました。 テーマは「音楽で学ぶ青森の近代ー幕末明治の音楽を体験しようー」です。 会場となる青森中央学院大学2号館前。天気にも恵まれました。 今回は …

着々と(ひらめき☆ときめきサイエンス)

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青森中央学院大学で開催される「ひらめき☆ときめきサイエンス」は、いよいよ明後日の開催になりました。当日使用する和楽器を運び込み、パンフレットや参考資料などの準備が着々と進んでいます。 日本学術振興会からは、パンフレットや …

シンポジウム@筑波大学(2015.10.17-8)

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しばらくブログ休止してたので、その間のトピックも時々書いて行きます。 昨年度のことですが、10月に筑波大学でグローバルとローカルに関するシンポジウムがありました。   ここで、科研費を得て現在進行中の研究につい …

ジャズと津軽とSUGA

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弘前に「SUGA」というお店があります。 急勾配の階段をのぼると、隠れ家のようなお店の中でマスターがにこやかに待ってます。 時にはLPの音を聴くこともできたりします。   今回は、キース・ジャレットを。 &nb …

不思議なことが。。。

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歴史を研究していると、偶然とは思えない不思議な出会いを経験します。今までも、明治の津軽に来た外国人について調べていた時、探し求めていた大事な情報がその人物の命日に届いたということがありました。(「資料との不思議な出会い」 …

音の響きで歴史を学ぶーひらめき☆ときめきサイエンスより

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日本学術振興会の企画に、「ひらめき☆ときめきサイエンス」があります。 これは日本学術振興会科学研究費補助金、つまり通称科研費の助成を得た研究成果を、若い世代に公開するための企画です。 今年度の「ひらめき☆ときめきサイエン …

2016年8月25から26日にかけて、国内大学の最先端技術シーズと産業界を結ぶマッチングイベントである「イノベーション・ジャパン2016」が東京ビックサイトで開催中です。ここに弘前大学から3件のシーズが出展されており、そ …

弘前大学理工学部川上淳先生の研究紹介

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植物の藍から見いだされた抗菌性物質トリプタンスリンについては、弘前大学理工学部の川上淳先生の研究室において、次々に新しい研究成果がだされています。いかにまとめて紹介します。 Photophysical Propertie …

今朝の岩木山(2016.8.18)

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今朝の岩木山は、雲の帯をまとってました。 わりと珍しい姿なので、アップします。 津軽に居を移して、もう四半世紀。 毎日が岩木山を眺めることから始まります。 岩木山に向かうと、自然に手を合わせる気持になります。 津軽に住む …

キアナの紹介をしてくださったライターさん☆

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今まで、たくさんの方にお世話になってきました。 今回のHP改訂でも、またまた、たくさんの方々にお世話になりました。 キアナの紹介をしてくださったライターさんはこゆず*SFLさんです。 さらっと、でも確かな文章で紹介してく …

藍エキス情報と『フレグランスジャーナル』2015.4号

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HP改訂のため、しばらくお休みしていたので、ちょっと前の情報から少しずつ公開します。 香粧品科学関係ではメジャーな雑誌である『フレグランスジャーナル』に藍エキス関係の情報が「最新研究」として掲載されました。ここに載せたの …

ブログの検索機能復活!

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弊社の旧ホームページで、藍の研究だけではなく、津軽の歴史など、さまざまなことをブログに書いてきました。今回のリニューアルで、検索機能を加えましたので、カテゴリー毎に読めるようになりました。 特に歴史的な内容は、まだ活字に …

今朝の岩木山

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ネプタも終わり、秋が近づく今朝の津軽です。 岩木山が美しい姿を見せてくれています。 良い一日になりますように。  

昨日、久々にオープンした弊社HPですが、ブログ部分のカテゴリー検索に不具合が生じております。 これまでの内容はご覧いただけるようになりましたが、検索がまだうまくできないようです。 問題が解決しましたら、またお知らせ致しま …

ブログもリニューアルしました!

  • 津軽

しばらくご無沙汰しておりましたが、HPのリニューアルに伴い、ブログも改訂しました。 これまで、藍の研究成果や津軽の歴史について書いてきましたが、カテゴリー別に検索できるようになりました。ご覧いただければ嬉しいです。 &n …

リニューアル予定

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しばらく、ご無沙汰しております。 弊社HPは、より内容の充実を図って全面リニューアル予定で、現在準備を進めております。 夏頃には再オープンを目指しております。 今後ともよろしくお願い申し上げます。

今日は、津軽の歴史に影響を与えた小さな赤ちゃん、ヘレン・ルイーズ・イングのことを書いてみます。 明治7年末に東奥義塾教師として弘前に来たメソジスト派宣教師ジョン・イングは、もともと1870年から中国でキリスト教の布教活動 …

弘前藩校稽古館資料一般公開のお知らせ

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またまたしばらくご無沙汰してしまいましたが、「弘前藩校稽古館資料」の公開のお知らせです。 これは、弘前大学人文学部および弘前大学地域未来創生センターとの共同で行っている研究の一環です。 下記の要領で資料公開が行われますの …

「海の日」と青森港

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本日、「海の日」です。明治9年、奥羽巡幸に出られた明治天皇が、各地を視察しながら陸路北上し、青森港から函館経由で無事に横浜に帰着したことを記念した日です。つまり国民の祝日である「海の日」は、青森とのご縁が深い日であるとい …

少しご無沙汰しているうちに、すっかり夏になりました。 さて今日は青森と音楽の話題を少し。 1876年7月15日は、現在の青森市で初めて男性による合唱が披露された日です。 この日、青森小学校において、県内で選抜された小学生 …

今年も藍の芽がでてきました

  • 津軽

津軽地方もようやく暖かくなってきました。 GWの少し前に、藍の種まきをしました。 ポット栽培した藍の芽です。   よくみると、種の殻をまるで帽子のようにかぶっていたりします。   同時に畑の方に直播き …

リンゴの花咲く頃

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  • 風景

津軽は今、リンゴの花が満開になっています。         リンゴの花は、ほのかにピンクでそれはそれは美しいのです。見渡す限りのリンゴの花たちが青空に映える風景は津軽ならでは、とい …

弘前城と桜の写真を撮るために

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若干ご無沙汰でした。あっという間に月日は流れ、弘前も桜がすでに満開を過ぎてしまいました。GWにかけて咲いてくれればいいのですが、だいたいは4月20日を過ぎると満開になってしまいます。 弘前の桜は有名なので、この時期弘前市 …

浪岡ダムの風景

  • 津軽
  • 風景

青森空港の近くにある浪岡ダムは、春から夏にかけてとても美しい景観となります。   このダムのおもしろい所は、だんだん水がなくなってしまうことです。 秋にはこんな感じ。赤い鉄塔の上にある小さな事務所が、高層ビル並 …

弘前大学地域未来創生センターの弘前藩藩校資料調査プロジェクトチームによる『東奥義塾高等学校所蔵旧弘前藩古典籍調査集録』が刊行になりました。   弘前大学人文学部の渡辺麻里子先生が中心となって、東奥義塾に残されて …

弘前にはキリスト教メソジスト派が設立した由緒ある弘前教会があります。 弘前教会の敷地内に、本多庸一先生を讃える碑がたっており、「東奥に生れし日本の国士 日本に出でし霊界の大人」と記されています。 本多庸一先生の業績はいま …

津軽にも春が来ました。秀麗な岩木山がその姿を見せてくれます。   以前、このブログで明治7年に弘前に住んでいたアーサー・マックレーというアメリカ人が岩木山のことを「Iwaki-san, Stone and tr …

前回、『パーレーの万国史』について書きました。 今日は続編です。   弘前にかつて「成田らく」さんという女性がいました。明治3年4月5日生まれ。 廃藩置県で弘前藩士族の父が山田村(当時。森田村に合併し、さらに現 …

「パーレーの万国史」という本

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明治初期、「パーレーの万国史」と呼ばれる本がありました。原題は Peter Parley’s Universal History, on the basis of geography, (Ivison, Blakeman …

先日、弘前大学とサンスターとの共同研究により、新規プロテオグリカン配合商品「飲む日焼け防止」サプリの開発が進められていることを話題にしました。 「飲む日焼け防止」製品開発ー弘前大学&サンスターの新規プロテオグリカン研究 …

田舎館村の白鳥たち

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津軽地方田舎館村の水田は、ようやく雪が溶けかけています。今日はそこに白鳥たちがたくさん集まっていました。 この写真の奥にお城のように見えるのは、田舎館村の役場です。ユニークな形で親しまれています。 夏から秋にかけては、田 …

弘前のパン屋さんと明治初期のパン作りの話

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弘前には美味しいパン屋さんがいくつもあります。弘前市本町にある「マタニ」さんもその一つ。 今日の夕方、パンを買いに行ったらほとんど売り切れていましたけど、でも焼きたてのパンが手に入りました。ラッキーでした。もちろん朝に焼 …

弘前公園と梅の花

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弘前公園は桜がとても有名ですが、実は梅もきれいです。今日掲載する写真は数年前の4月に撮影したものですが、間もなく梅の蕾みがふくらんでくる季節を迎えます。 雪国の特徴として桜と梅が同時に咲くというようなことも言われますが、 …

今日は、弘前大学とサンスター株式会社との新しい研究成果の紹介です。 2007年、弘前大学とサンスター株式会社は、「研究連携の推進に係る協定」を締結し、共同で研究開発を進めてきました。弊社社長の藍抗菌性研究に基づくスキンケ …

鎮魂の日

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3月11日は、東北にとって鎮魂の日。 4年前の今日、津軽も大きく揺れました。太平洋岸の地域に比べたら被害はとても少なかったのですが、福島から八戸にかけての太平洋岸の大きな被害は、自分たちが「東北」に住む一員であることを改 …

これはアメリカ、インディアナ州グリーンキャッスルにある、デポー大学のドミートリーです。大学の周辺にいくつものドミートリーがあり、シェアハウスとして学生たちが住んでいます。 その中の一つのこのドミートリーには、「Chind …

Stone and Tree Mountain(岩木山)のこと

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本日の津軽は見事な晴天でした。岩木山も美しい姿を見せてくれています。 今年は、例年になく岩木山の山頂がなかなか見えない年でした。雪は例年に比べて少ないのですが、なぜか岩木山の山頂に雲がかかってることがおおかったのです。 …

郡場ふみ(1856-1925)さんという女性がいました。在野の植物学者です。 世界的に高名な植物学者であった弘前大学第二代学長郡場寛先生のお母様です。 下に掲載したのは、1999年に青森県から発行された『青森県女性史ーあ …

東奥義塾についての小論紹介

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慶応義塾福沢研究センターから2月末に刊行された『近代日本研究』31号では、「近代日本の中等教育」として、特集が組まれています。そのタイトルと執筆者を紹介させていただきます。 *********************** …

五代友厚と製藍事業

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明治に入った時、藍に力を入れた士族の代表格に五代友厚がいます。 薩摩藩に生まれ、慶応元年にイギリスに渡り、見聞を広めました。明治に入ってからは、実業界に入り、様々な事業を興すと共に、大阪の商業を立て直す立役者として活躍し …

日本初の音楽の教科書から

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日本の教育システムは、明治五年の「学制発布」を境としてかわりました。近世の藩学校や寺子屋から近代型の学校にかわり、政府は男女を問わずすべての国民が教育を受けられるようにと目指したことはよく知られています。といっても、そう …

弘前市石川には私立の東奥義塾高等学校があります。ここは、もともと弘前藩学校稽古館を引き継いで明治五年に設立されています。 先にこのブログで紹介したように、去る2月23日に、弘前大学人文学部において「東奥義塾高校所蔵旧弘前 …

昨日のブログで、薬理効果を持つ「青黛」について書きました。今日はその歴史について書いてみます。 明治初期の工業記録によると、この「青黛」は、明治8年頃から日本で製造されるようになったとされています。日本の藍と言えば、徳島 …

薬としての藍(藍の持つ薬理効果)のお話

  • Qiana
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藍は藍染のイメージが強いのですが、それ以外の活用方法もいろいろと工夫されてきました。 その中の一つに「青黛(せいたい)」というものがあります。基本的には生の葉を水につけて色素を沈殿させてからつくるもので、粉状になります。 …

深浦の「雪の下にんじん」のお話

  • 日常の一コマ
  • 津軽
  • 風景

    昨日に続いて西海岸の宣伝をちょっと。深浦町の道の駅では産地直送の農産物や新鮮なお魚をすごく安いお値段で買うことができます。 たとえば、メバルとか、ヒラメとか、新鮮でお値段は(あえて書きませんが …

鯵ヶ沢の焼きイカのお話

  • 日常の一コマ
  • 津軽

津軽の「西海岸」である鰺ヶ沢町から深浦町の海は、とても美しい風景を見せてくれます。   冬にも冬の美しさがあり、海鳥が一斉に飛び立つ様はなかなかの迫力です。   この地域でとれるイカは、生干しにしたも …

弘前藩校「稽古館」資料研究会のお知らせ

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弘前藩学校の後身である弘前市の東奥義塾高等学校古文書室には、藩学校稽古館の資料が保管されています。保管状態はとてもよく、弘前藩での学びの姿を今に伝えています。 現在、弘前大学人文学部の先生たちによる共同研究が組織されてお …

津軽の雪とお雇教師たち

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今、津軽では雪が降り続いています。津軽の歴史文化は雪との関係を抜いては語れないかもしれないと思うくらい、雪(&寒さ)はいろんなところに影響していました。 津軽地方の人々は弘前藩時代から若者を育てるために、外部からさまざま …

今日は八戸でおそらく初めて行われた「耶蘇式結婚式」のお話です。 青森県にはかつて『青森新聞』というメディアがありました。その238号に明治13年に行われたキリスト教式結婚式の様子が載っています。(読みやすいように一部現代 …

弘前雪燈籠祭

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2月7日から11日まで、弘前公園では雪燈籠祭りが開かれました。 市民の手作りで行われる行事で長い冬を楽しむためのさまざまな趣向が凝らされています。     本丸から岩木山を臨む場所に来てみると、小さな …

ピアノの伴奏でダンスを

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これは昭和初期、青森県十和田市にあった三本木高等女学校での様子です。 校庭にグランドピアノを持ち出して、生演奏の伴奏でダンスをしているようです。 グランドピアノの生演奏というのが、なんとも新鮮な感じがします。いまだったら …

青森県出身の声楽家、水木音弥さんのこと

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かつて、水木音弥さんという声楽家がいました。 1881年6月16日、青森県津軽地方の大鰐に生まれ、明治30年代にアメリカに渡った人物です。シカゴのインターナショナルカレッジで学び、ベルカント唱法を得意とするバリトン歌手と …

ジョン・イングの農場と地図

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アメリカ、イリノイ州南部にあるフランクリン郡は、津軽の宣教師、ジョン・イングが晩年を過ごしたところです。イングは今、ベントンの墓地に眠っています。そして彼は近くのトンプソンビルにある農場を経営していました。 ベントンの観 …

青森名物味噌カレー牛乳ラーメンの由来?

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青森にはおいしいラーメンのお店がたくさんあります。 煮干し系が多くて、いろいろ美味しい名物ラーメンがあるのですが、中でも有名なものの一つに「味噌カレー牛乳ラーメン」というものがあります。 初めて聞くと「え?」と思われると …

今日は、明治初めに弘前に滞在したアメリカ人、ルーシー・ハウレー・イングについて少し書いてみます。弘前にリンゴを持ってきたという伝説のアメリカ人、ジョン・イングは、妻のルーシー、息子のジョニーと3人で弘前に来ました。 ルー …

Qiana (キアナ)と乾燥肌:一つのケースとして、弊社社長の手を。。。

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冬はどうしても肌が乾燥してきます。荒れて痒みが出てくる方も多いかと思います。 藍潤エキス配合のスキンケア製品 Qiana(キアナ) は、サンスターから基礎化粧品として発売されました。 しかし、もともと、弘前大学で研究して …

素材としての藍(植物)

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藍から抽出したエキス(藍潤エキス)を使って作られた製品である「キアナ」(Qiana)は、サンスターとの共同研究で開発された特殊な方法によって、より肌に優しい成分となっています。そしてこれは、藍染液、あるいは藍の生葉、乾燥 …

津軽の染師、川口清吉さんのこと

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今日は、明治の津軽地方弘前で藍染工場を開いた川口清吉さんのことについて書いてみます。 藍染は世界各地で行われ、それぞれの風土に合う形での天然藍染が行われていました。日本の場合は、徳島の藍染技術が非常に優れており、「阿波藍 …

岩木山神社ー津軽の祈りの中心として

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今日は岩木山神社の歴史について、少しひもといてみます。岩木山神社は、津軽地方にそびえる岩木山の中腹にあります。古くから津軽地方一円の信仰の中心として、人々の祈りの場となってきました。 初詣の時期は雪が降っていることが多い …

謹賀新年

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弊社は、昨年3月17日に、小さな一歩を踏み出しました。 10月のHP公開とともに、多くの方々に弊社HPをご訪問いただきましたこと、 衷心より御礼申し上げます。 これからも、藍の化学研究や津軽の歴史研究について、 さまざま …

青森ヒバとヒノキチオール

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青森県内には広大なヒバの林があります。抗菌性の強いヒバは昔から「虫がつかない」とか「腐らない」と云われ、重宝されてきました。全国的にも神社仏閣で使われています。有名な所では、平泉の中尊寺の金色堂などにもヒバがつかわれてい …

藍潤エキス配合 Qiana(キアナ)トライアルセット

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本ブログでしばらく歴史の話が続いたので、本日は少し商品のお話を。 北原研では、植物の藍の持つ抗菌性についての研究をしていました。そして、藍に含まれる抗菌性が、アトピー性皮膚炎や、吹き出物(大人ニキビ)の原因菌に効果的とい …

宣教師ジョン・イングの農場

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本日はクリスマスです。欧米では、教会に行き、家族とともに過ごすことが一般的です。 日本の場合、多くの人々がキリスト教徒ではないので、どちらかというとクリスマスイブの方がメインになっている感じがしますね。 しかし、日本とい …

ジョン・イングの贈り物ー明治8年のクリスマス

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弘前のリンゴは全国的に有名です。このリンゴは、アメリカ人宣教師が伝えたという、伝説めいた話があります。今日はクリスマスイブなので、このお話について書いてみたいと思います。 以前、仙台から高速バスに乗り、弘前駅近くになると …

津軽三味線ー青森県史の世界から

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青森県では『青森県史』を編纂しています。このブログでは、青森県の文化の歴史についても、いろいろご紹介して行きたいと思います。 本日は『青森県史資料編 近現代6』や『青森県史資料編 近現代4』をもとに、津軽三味線について書 …

IFSCC(国際化粧品技術者会連盟)2014の発表ポスター

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IFSCC. 2014とは、The International Federation of Societies of Cometic Chemists (国際化粧品技術者会連盟)の略で、化粧品科学技術関係の学会では世界で …

藍研究プロジェクト専門部会最終回

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本日、弘前大学地域共同研究センターにおいて、弘前大学とサンスター株式会社との藍研究プロジェクト専門部会最終回が開催されました。 平成12年、教育学部北原研で藍抗菌性の研究に着手してから14年目、弘前大学とサンスター株式会 …

東北とハリストス正教

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弘前には、旧メソジスト派である日本基督教団やカトリック教会など、由緒ある教会がいくつもあります。弘前の近代には、キリスト教がいろんな形で影響を残しました。ただ、それがキリスト教徒の増加につながったかというと、少し違う側面 …

白一色の世界から

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12月に入って、猛吹雪や豪雪がつづく津軽です。津軽に長く住むと、それもまた、風物詩と思えるようになりますし、冬には冬の良さがあります。たとえば、豪雪で狭くなった道路を車がすれ違うとき、お互いに譲り合ったりします。心がほん …

弘南鉄道のラッセル車

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12月に入り、弘前は本格的な冬に突入しました。 例年、12月はまだそれほど雪が降らないのですが、今年はヘビーです。 弘前市には、JRの他に「弘南鉄道」があります。①「弘前ー黒石」、②「大鰐ー中央弘前」の2つがあり、普段は …

Qiana ポスター

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藍から抽出した抗菌性物質から作られた藍潤エキスを配合して、サンスターから発売となったスキンケア商品Qiana(キアナ)は、通信販売が基本となっています。でも、実はポスターも作られていました。 店頭販売ではないのと、ネット …

津軽で「演説」が始まった時

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今日は、津軽の歴史のお話です。 これは、慶応義塾大学の三田演説館です。 日本の演説はここから始まったとされています。福沢諭吉は、それまでの日本に演説の方法がないため、活発な意見交換が出来ないことを憂いて、三田演説会を企画 …

産学連携の成果ー弘前大学事業報告から

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本HPでお知らせしている通り、現在の北原研の諸活動は、弊社社長北原晴男の弘前大学在職中の仕事に基づくものです。その研究成果は、『弘前大学平成25年度に係る業務の実績に関する報告書』(p11)に次のように記述されています。 …

昭和の香りの喫茶店

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弘前には、長い歴史を持つ喫茶店がいくつもあります。 ここはその一つ。間もなく創業48年を迎える「喫茶ルビアン」 店内は、ステンドグラスに彩られて、昭和の香り。懐かしい雰囲気が漂います。 オーナーが丁寧に入れてくださるコー …

アリベ神父と弘前

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昨日のブログで、弘前とキリスト教の関係について紹介しました。これはプロテスタントです。しかし、明治7年から8年にかけて、弘前には、カトリックの神父も滞在していました。ジャン・アルチュール・アリヴェ(Jean Baptis …

弘前とキリスト教会

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今日の弘前は、12月初めにしては珍しいくらいの大雪でした。市内は白一色、本格的な冬将軍の訪れです。 本日は、少しキリスト教会のお話を。 弘前は城下町ですが、洋館やキリスト教会がいくつもあります。 特にキリスト教は、弘前の …

キアナクリームー@cosmeの口コミから

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サンスターから発売された、藍の抗菌性物質を含む藍潤エキス配合のスキンケア商品、Qiana(キアナ)の口コミが、アットコスメでも幾つか出てきています。 特にクリームの評判がよいので、基礎研究を行った本研究所関係者としてはと …

知の散歩ジウム

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北原研ホームページを作り、ブログを公開して約2ヶ月ほどになりました。今日、Facebook経由で訪問してくださった方から、「以前、浅虫温泉で弘前大学の先生の藍についての講演を聴きました」とのご連絡をいただきました。これは …

藍エキスを開発する中で

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本サイトの「実用化紹介」の中で、新規藍エキスの開発のコーナーがあります。ここでは、栽培から藍エキス製造まで、サンスター株式会社と共同で行った様子が紹介されています。 当時の弘前大学教育学部北原研の学生たちは、分離実験やマ …

藍エキス有効性をたしかめるために

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北原研では、藍に含まれるトリプタンスリンという抗菌性物質について研究してきました。これは、従来使われていた硝酸ミコナゾールなどの物質よりはるかに強い活性(成分)を持っています。   北原研で研究していたトリプタ …

藍の抗菌性と「大人ニキビ」

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今日は少し、「大人ニキビ」と藍潤エキスのお話を少し。 「大人ニキビ」は、いわゆる「吹き出物」のこと。つまり、思春期のニキビと違って、しんの無いニキビのような感じになります。この原因の一つとして「マラセチア菌」が考えられま …

津軽とリンゴ

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よく知られている通り、青森はリンゴで有名です。津軽ではいろんな種類のリンゴを食べることができます。 この黄色いリンゴは「金星」です。すごくジューシーで、まるでジュースを食べているような感じがして美味しいのです。が、なぜか …

きっかけは子どものアトピー

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昨日のこのブログで、弘前市医師会付属看護学校の生徒さんのことを紹介しました。 「首の後ろ」がきれいになったと教えてくれました。 http://kitahara.co/qiana-の感想をききました/   これに …

Qiana(キアナ) の感想をききました

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弘前市医師会付属看護学校の生徒さんが、Qiana のキャンペーンで購入したトライアルセットを使ってみた感想を教えてくれました。 首の後ろのところが、ガサガサだったのに、きれいになったと、とても嬉しそうに教えてくれました。 …

晩秋の弘前公園から

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弘前公園を訪ねてみました。晴れている時、本丸から見る岩木山はいつも美しい姿を見せてくれます。 11月上旬に岩木山頂付近には雪が積もりました。   弘前城の天守閣は、これから数年かけて移動の予定ですが、今はまだ定 …

基礎研究の実用化ーQiana(キアナ)誕生

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弘前大学教育学部北原研では、研究目的を「藍=アトピー性皮膚炎治療薬」として、植物の藍に含まれる「肌によい」物質の研究をしていました。 その成果は、スイスに本社を置くサンスター社との共同研究で「藍潤エキス」として開発され、 …

藍エキス共同開発の記事(週刊粧業より)

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北原研で取り組んだ藍抗菌性の研究は、2008年からサンスター株式会社と共同でエキス開発へと進みました。 その共同開発の成果は、2012年に農芸化学会で発表しています。 さらにその内容については、『週刊粧業』(2012.5 …

白鳥飛来

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津軽平野には、雪がちらつき始めました。 冬が、すぐそこまで来ています。 そして、白鳥もやってきました。 収穫が終った稲刈り後の広い田圃で、優雅にのびのびとすごしています。

可否屋 葡瑠満

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弘前には、いくつもの素敵な喫茶店があります。 ここはその代表格。可否屋 葡瑠満。 葡瑠満の珈琲は、大倉陶園のカップでいただくことができます。 そして、これはオリジナルカップ。 弘前城の天守閣が描かれています。 &nbsp …

トリプタンスリンの新しい研究成果ー瀬谷和彦先生の研究

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藍から抽出される抗菌性物質トリプタンスリンについては、新しい研究成果が出てきています。 10月17日には、弘前大学理工学研究科の川上淳先生の研究を紹介しました。 今回は、同大学医学研究科の瀬谷和彦先生の新しい研究成果で、 …

弘前藩時代の藍

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津軽の藍は、弘前藩時代からの歴史があります。 弘前藩では、慶安2年頃にかかれた「弘前古御絵図」に、多くの紺屋が書かれており、この頃にすでに藍染が行われていたことがわかります。 初期の染屋に、「藤右衛門」という人物がいまし …

資料との不思議な出会い

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本日、11月11日は、「ポッキーの日」だそうです。 北原研的には、「マックレーの日」です。マックレーとは、明治7年に弘前に来たアメリカ人で、半年ほど滞在していました。 この人物の資料を調査するとき、不思議な出会いがありま …

頭のすぐ上を

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青森県の空の玄関口、青森空港は、青森市浪岡の近くにあります。 海も近いために濃霧が発生しやすく、以前はよく欠航してました。 技術の進歩とはありがたいもので、最近はめっきり欠航も少なくなり、文字通り空の玄関口になっています …

大きなイチョウの木の下で

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津軽地方の西の方、日本海に面した鰺ヶ沢町。 ここには、「日本一」とされる大きなイチョウの木があります。 緑から黄色へのグラディーションが美しい 時期です。 大きな根本から上を見上げても、空は見えません。 中はまるで、ジブ …

Qiana-開発者も使っております

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サンスターから発売されている、スキンケア商品のキアナ。 藍から抽出された藍潤エキス配合で、「大人ニキビ=不安定肌に悩む女性たち」がターゲット。 でも、もともと藍潤エキスは、藍から抽出したマラセチア菌に効果を持つ抗菌性エキ …

ちょっと珍しい津軽の風景を

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これは、津軽地方の浪岡町(現在は青森市浪岡)にあるダムの風景です。 水が完全になくなって、車さえ走っています。 でも、普段は満々と水をたたえています。 ほとんど人もいないのですが、静謐で美しく、贅沢な空間です。

思いがけず。。。津軽の藍

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津軽平野の一角に、藍の畑を見つけました。 11月に入ってもなお、赤い花をつけています。 かつては、こうした風景がもっとあったのだろうと、少し感慨をおぼえたひとときでした。

秋の日の夕暮れ

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津軽平野にそびえる岩木山は、さまざまな表情を見せます。 これは夕陽が沈んだ後の茜色の空にくっきりと浮ぶ岩木山です。

藍栽培の夢を追ったサムライ

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弘前市立弘前図書館は魅力的な資料の宝庫です。 この中に、藍のことが書かれた資料がありました。 これは「北原高雅日記」。明治初めの津軽地方で、藍の栽培に力を入れた元サムライです。 ちなみに、本研究所設立者の北原晴男とは、同 …

サンスターキアナ(Qiana) キャンペーンのご紹介

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北原研の研究成果を商品として実用化したサンスター社のスキンケア商品キアナ(Qiana)のキャンペーンが始まりました。 キアナのトライアルセット(クリーム、石鹸、ローション)が発売されています。 この中に配合されている「藍 …

藍の研究の最中で

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北原研で進めてきた研究は、藍の化学だけではなく、藍の歴史も含まれています。 これは、日本学術振興会科学研究費補助金の助成を得て、徳島県の藍住町に調査に行ったときのものです。 研究テーマは「文理融合型地域理解学習教材の開発 …

「藍・アトピー」検索数トップ!

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藍・アトピーで検索すると、以前は弘前大学教育学部北原研の旧HPがトップでした。10月初めに、HP移転のお知らせを貼りました。 その後、2週間で古いページはトップの座から滑り落ち、新しいHPが、Yahoo!でもGoogle …

藍に含まれるいろいろな色

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藍乾燥葉からの抽出物です。緑色のあたりに肌によい抗菌性物質があります。 藍は藍染のイメージが強いですが、それだけではないところがおもしろいところです。 有機溶媒で抽出するとこんなにきれいな色が出てきます。

深まる秋と藍の花

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岩木山には、早くも雪がつもりました。 収穫を迎えたリンゴ(フジ)とのコントラストがきれいな津軽地方です。 岩木山神社近くの紅葉も見事な色合いになりました。 境内の稲荷神社前のイチョウも、美しいグリーンのグラデーション。 …

東北テクノアーチさんHPに紹介されました

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北原研で最初に藍の特許を申請した東北テクノアーチさんのHPに、北原研の藍抗菌研究とサンスター株式会社との産学連携成果としてスキンケア商品 Qiana が紹介されました。 ************************* …

生きてる藍染液

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発酵を利用して作る天然藍染の液は生きてます。 下の写真は、藍を建ててから(藍染液を作ってから)一週間毎に布を染めてみたものです。 一番左が一週間後の液で染めたもの、一番右の布が5週間後です。 シルクもコットンも、どんどん …

秋の津軽と藍の花

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10月下旬になり、津軽は木々が美しく紅葉しています。 朝晩はすっかり冷え込んできました。 でも、藍の畑では、今も藍の花がさいてます。 藍の花はとても美しいピンクです。これから実がなるまで待って収穫します。

秋の岩木山

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今日の津軽は清々しい秋晴れでした。岩木山も色づき、とてもきれいです。   岩木山の麓には、夏から秋にかけてたくさんの「嶽きみ(とうもろこし)」屋さんがお店を出します。 ここは、柳田とうもろこし店さんの横のとうも …

Qiana の新しいパンフレット

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キアナの新しいパンフレットです。藍の抗菌性やそれを活用した効用について説明されています。 青森県庁が毎年秋に主催している奥入瀬サミットという企画で、サンスター社が製品を紹介するために配布用として少部数作ったものです。 デ …

トリプタンスリン最新研究紹介(弘前大学川上研究室)

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  藍からトリプタンスリンを抽出し、その抗菌性の研究が進められた弘前大学では、今もトリプタンスリンについて次々に新しい研究成果が出ています。   理工学研究科の川上淳先生による研究成果が、日本分析化学 …

藍エキスを作る中で

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現在、サンスター社からスキンケアブランドQianaとして販売されている製品は、北原研の藍抗菌性の研究に基づいています。 http://jp.sunstar.com/products/brand/qiana/ 藍エキスを開 …

神々のいる空間

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津軽には、古くから人々に親しまれてきた岩木山神社があります。 境内にはいつも、清々しい「気」のようなものが立ちこめています。   下の写真は、境内にある稲荷神社の前から上空をみた風景です。 木々の間から差し込む …

津軽のリンゴ

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津軽はリンゴの季節を迎えました。弘前市近郊の岩木山麓にはリンゴ畑が広がります。 5月には美しいリンゴの花が咲き誇ります。 そして今は、実りのシーズンです。リンゴの木に真っ赤な実がなっている様子は、花の季節とはまた違う趣で …

藍とアトピーについての研究

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北原研で行った藍の研究は、マラセチア菌に対する藍抗菌性の効果を検証するものです。 マラセチア菌はアトピー性皮膚炎や大人ニキビ(つまり、吹き出物)の原因になります。 このリンク(http://www.pharm.or.jp …

藍の花

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10月になりました。でも、津軽ではまだ、藍の花が咲いてます。 植えたのが遅かったからなのか、今年の藍の花はゆっくりと咲きました。

藍の葉とインジゴ

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畑に種を蒔いてから、約2ヶ月が過ぎました。ようやく暑くなってきた津軽で、藍も急速に育ってます。 藍染は染料のインジゴを利用して染めます。でも、インジゴはもともと藍の葉に含まれている訳ではありません。 藍の葉が何らかの傷を …

藍を育ててます。

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畑の藍。少しずつ大きくなってきました