Kanako Kitahara's Blog
本日、弘前大学地域共同研究センターにおいて、弘前大学とサンスター株式会社との藍研究プロジェクト専門部会最終回が開催されました。
平成12年、教育学部北原研で藍抗菌性の研究に着手してから14年目、弘前大学とサンスター株式会社との共同研究開始から6年あまりを経過し、平成25年のスキンケア商品Qiana(キアナ)発売に至るまでの経過も振り返りました。
その間、栽培、抽出、応用開発を共に行ってきています。
北原研では、指導教官北原晴男の指導のもと、平成12年以降に在学した学生たちの卒業研究の積み重ねの中で研究を進めてきました。サンスター株式会社と大学との共同研究に移行してもそのスタンスは変わりませんでした。下の写真は、2008年12月に北原研究室(当時)とサンスター研究・マーケ部門で共同のミーティングを開いたときの様子です。
サンスター株式会社と弘前大学の共同研究のきっかけとなったのは、2008年3月にサンスター株式会社において行われた弘前大学付属病院病院長(当時)花田勝美先生のご講演でした。
タイトルは、「藍の抗菌活性成分トリプタントリンの外用はアトピー性皮膚炎の治療に有用」
これは、教育学部北原研と医学部皮膚科教室との共同研究成果の発表でした。そこから、サンスター社内部で藍への関心が高まり、共同研究につながりました。そして平成25年4月に藍エキス配合のスキンケア商品Qiana (キアナ)の発売となりました。
藍研究プロジェクトは、その間で9回開かれ、その都度ディスカッションを重ねました。
右の写真は、第2回目のプロジェクトの様子です。一つの製品がでるまで、なんども試験研究を重ねました。こうして世に出た製品を使っていただいて、アットコスメの口コミのように、いろいろな意見を寄せていただけることは、本当にありがたいことです。
現在、サンスターでは、藍潤エキス配合化粧品としてのQiana(キアナ)を、より多くの方に知っていただくため、キャンペーンを実施中ですが、その中にも口コミが出てきています。下記のなかに入っていますので、ぜひご覧下さい。