Kanako Kitahara's Blog
12月に入って、猛吹雪や豪雪がつづく津軽です。津軽に長く住むと、それもまた、風物詩と思えるようになりますし、冬には冬の良さがあります。たとえば、豪雪で狭くなった道路を車がすれ違うとき、お互いに譲り合ったりします。心がほんわかするひと時です。それに、白一色になると、美しい世界も広がります。たとえば、次の写真は、津軽地方の田舎館村付近です。
見渡す限りの白い世界。心が洗われるような気持になります。
風雪がやみ、晴れた日には岩木山も見事な姿を見せてくれます。これまた見事な凛々しさです。
ただ、やっぱりちょっと不便なこともあります。次の写真は、青森市内の信号機です。最近信号機がLEDで作られるようになり、発熱しないので、表面に雪がついても溶けなくなりました。その結果、時にはまったく信号の色がわからなくなる、ということも珍しくないのです。困ったものです。
技術が進歩したことは間違いないのですが、しかし、必ずしも便利になることばかりではないということを、あらためて考えさせられるケースの一つ、かもしれません。