Kanako Kitahara's Blog
北原研ホームページを作り、ブログを公開して約2ヶ月ほどになりました。今日、Facebook経由で訪問してくださった方から、「以前、浅虫温泉で弘前大学の先生の藍についての講演を聴きました」とのご連絡をいただきました。これは、2004年に弊社社長がお話ししたときのことです。ご縁をとても嬉しく感じましたので、少しそのときのことをご紹介します。
以前、青森市郊外の浅虫温泉で「知の散歩ジウム」という集まりがありました。野戸谷秀樹さんという青森県庁職員の方が中心となって企画されていた会で、全国から様々な研究をされている講師を4人お招きし、一泊二日で4つの講演を聴き、夜は共に語りあうという、とても素敵な企画でした。
弊社社長も、この企画にお招きに預かり、「藍より愛を込めてー津軽藍の復興と地域資源の活用」と題してお話ししました。このとき、藍から抗菌性物質を抽出し、アトピーに効く医薬品を作るという研究構想をお話ししていました。でも実際には、製品化はまだまだ遠く、夢を熱く語る機会となりました。
それから約9年の時を経る中で、この研究はサンスター株式会社との共同研究となり、藍の抗菌性物質は「藍潤エキス」として開発され、2013年の春、スキンケア商品Qiana (キアナ)として誕生しました。
http://kitahara.co/qiana(キアナ)誕生/
まだ製品化に至るずっと前にお話ししたことを覚えていて、それ以来、藍についてずっと関心を持ってくださった方がいらっしゃったということ、とても嬉しく思います。あらためて、いろいろなご縁に感謝する一日となりました。