Kanako Kitahara's Blog
2月7日から11日まで、弘前公園では雪燈籠祭りが開かれました。
市民の手作りで行われる行事で長い冬を楽しむためのさまざまな趣向が凝らされています。
本丸から岩木山を臨む場所に来てみると、小さなたくさんのカマクラのなかで光がゆらめいて、とても幻想的な風景になっていました。
津軽と言えばネプタですが、雪祭りの時期にもネプタ絵が展示されています。青森の立体的なネブタと違い、弘前のネプタは絵そのものを鑑賞する楽しみもあります。初めて弘前のネプタを見た時、子どもの頃からこうした絵画としてのネプタ絵を見ることが出来る弘前は、芸術的な感性を培う土壌ができているのだと感じたことがあります。ネプタ絵は夏の祭りのときだけではなく、市内の様々な所で飾られて、市民の目を楽しませてくれています。
広場には、青森銀行の記念館も作られていました。これは棟梁堀江佐吉の作品で、きらびやかさと力強さが共に感じられる趣のある建物です。弘前を代表する洋風建築の一つです。
そして、最後に弘前城天守閣の写真です。
弘前城の天守閣は四季を通して美しい姿を見せています。ただ、石垣修理のため、来年度のこの時期には本丸の内部に移動する予定で、しばらくこの位置で見ることは出来なくなります。少し寂しいですね。